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【PR】〝熱意〟で広まるランニングブランド「On(オン)」/誌面転載

【誌面転載/PR】
本格レーシングモデルが続々登場
〝熱意〟で広まるランニングブランド「On(オン)」/PR

ランニングを楽しくする――。わかりやすく数字や形に表せない、そんな壮大なミッションを掲げて2010 年にランニングシューズブランドとして産声を上げたのがスイスの「On(オン)」。革新的な技術と独創性の高いデザインが支持され、近年は日本でも愛用者が急増している。
Onを日本に広めるきっかけとなったのは1人の男の情熱だった。その〝張本人〟が現在オン・ジャパン代表を務める駒田博紀さん(42歳)。「Onをより多くの人に知ってほしい」と願う駒田さんにOnの魅力と今後の展望をうかがった。

スイスのパフォーマンスランニングブランド「On(オン)」を日本国内で展開しているオン・ジャパン代表の駒田博紀さん。オン・ジャパン創業の地である横浜にて

「3日間で16足」からのスタート

パフォーマンスランニングブランド「On」が誕生したのは2010年。元プロトライアスリートであるオリヴィエ・ベルンハルド氏と、その友人であるデイビッド・アレマン氏、キャスパー・コペッティ氏の3人がスイスで設立した。

空洞のあるデコボコ形状のソールが最大の特徴で、「CloudTecR」と名づけられたこの技術は世界特許も取得している。「ソフトな着地と爆発的な蹴り出し」を目指して開発を進めた結果、「雲の上の走り」というブランドコンセプトを体現するシューズが完成した。

そんなOnが日本にやってきたのは2013年1月のこと。当時スイス系の輸入商社に勤めていた駒田博紀さんがOnのセールスとマーケティングを担当することになった。だが、ランニングシューズ業界に新規参入することは容易ではなく、同年2月の東京マラソンEXPOでは3日間出展しても販売できたのはわずか16足だった。

「あの時のことは今でも覚えています、こんなに売れないものかと……。もちろん事前のマーケット調査で厳しい業界だと理解はしていましたが、予想以上にお客様の反応が薄かった。『こんなデコボコしたソールで走れるわけがない』とまで言われましたね」と当時を振り返る。

Onを日本で広めようにも、当時は予算が少なすぎてまともな宣伝活動はできなかったという。そこで、駒田さん自らが全国のマラソンやトライアスロンのイベントに出向き、会場で少しでもブランドに興味を示してくれたランナーと個人のSNSアカウントでつながることにした。そうして1人、また1人とOnに興味を持ち、シューズを愛用するランナーが増えていったという。

「On が日本から消えてしまう」
窮地からオン・ジャパンが発足

ところが、駒田さんの勤めていた商社は2014年9月、わずか1年半という短い期間でOnとの契約解除を決定した。地道ながらも着実なブランディングで少しずつOnの将来性を感じていた駒田さんは大きなショックを受けた。

「ランニング業界で結果を出すには5年はかかるだろうと思っていたので、正直困りました。でも、会社の方針でどうしようもありませんでした」

自身は空手の準師範であり、ランニングとは無縁だったという駒田さん。Onを担当した当初は「走ることも嫌いで気乗りしなかった」と明かすが、いつしかOnを通じて生まれた人間関係なども含め、Onが生活、人生の一部になっていた。「まだ売上は少ないけれど、ファンになってくれた方がいる。何より、今、Onが日本からなくなることで一番困るのは私だと思いました」と駒田さん。Onはもっと日本に広められるはず――という熱い想いをコペッティ氏にぶつけると、スイス本社の経営陣も賛同した。

そして、駒田さんは商社を退社し、2015年5月には自らが代表を務める「オン・ジャパン」を設立することになった。その年の2月には東京マラソンEXPOで3日間の販売実績が200足を超え、「Onが日本に必ず定着する確信を得ました」と駒田さんは振り返る。

オン・ジャパン設立後も駒田さんが取り組んできた「Onのファン(=オン・フレンズ)を増やす」ブランディングは続けられた。「最初はSNSの投稿に『いいね』が3つくらいしかつきませんでした」と苦しい時代もあったが、今では多くのランナーやトライアスリートがOnに魅力を感じ、ファンの輪が広がり続けている。今年の9月初旬の段階でインスタグラムのハッシュタグ「#OnFriends」の投稿は2万5000を数えるほどだ。

こうしてOnは日本のランニング業界で屈指の成長率を誇るブランドとなり、駒田さんが3人でスタートさせたオン・ジャパンも、今では社員数20人と拡大を続けている。

異彩を放つトップレーシングシューズ
「Cloudboom」が登場

ブランド設立から10年で急成長を続けてきたOnが、この夏に満を持して発売したのがカーボンプレート搭載シューズ「Cloudboom(クラウドブーム)」だ。Onがすべてのシューズに搭載している「Speedboard(スピードボード)」と呼ばれるプレートに、初めてカーボンファイバーを配合。それを上下2層に分けたCloudTecRで挟み込むことで、Onらしさを感じさせる独特のクッション性と反発性を両立させたトップレーシングモデルとなっている。

7月に発売されたOnのトップレーシングモデル「Cloudboom(クラウドブーム)」。Onの世界特許技術「CloudTecR」でカーボンプレートを挟み込む「Twin CloudTec」をミッドソールに採用し、クッション性と高い反発性を両立している

「流行っているからカーボンを入れたわけでもないし、厚底を追いかけたわけでもない。Onらしさである『どんな走り方(フォーム、スピード)でも走れる』という開発思想を感じられるレーシングシューズがこのタイミングで完成したということです。既存のカーボン系とは違うアプローチで、楽しく速く走れるシューズを目指しました」と駒田さんも自信を見せる。7月に発売すると予想以上の反響となり、一時は売り切れになったほどだ。「日本人が好む軽くてスピードが出せるシューズだと思うので、もっと多くのアスリートやシリアスランナーに履いていただき、実感してもらいたい。世界的には陸上界でも受け入れられているので、日本でも遠い未来ではないかなと思っています」と期待を寄せる。

Onはブランド創業当初から〝パフォーマンスランニング〟を大切にしてきた。クラウドブームは基本的には長距離走での使用を想定したシューズだが、駒田さんが「クッション性と反発性のバランスが非常に良く、着地から蹴り出しがスムーズで日頃の練習にも最適」と薦める「Cloudflow(クラウドフロー)」など、さまざまなトレーニングに対応できるモデルもある。性能や履き心地はモデルによって異なるため、長距離以外の選手でも目的や用途に合ったシューズが見つかるはずだ。

そして、9月中旬には「Cloudflash(クラウドフラッシュ)」の新作も登場する。「クラウドブームより短めの距離向けのレーシングモデルです。クラウドブームと合わせて試してほしいですね」と、駒田さんは大学生や中高生ランナーにもOnが広まることを願っている。

学生アスリートにお勧めの3モデル。左からスピードレーシングモデルのCloudflash(クラウドフラッシュ/税込み20,680円)、トップレーシングモデルのCloudboom(クラウドブーム/税込み21,780円)、トレーニングに最適なCloudflow(クラウドフロー/税込み16,830円)。クラウドフラッシュはこの9月に性能がアップデートされている

パフォーマンスブランドとして
陸上競技界にも参入

近年はランニングシューズのテクノロジーを基本としながら、カジュアルテイストのシューズも展開しているOn。昨年からはプロテニス選手のロジャー・フェデラー氏が経営陣に加わり、今年7月にはフェデラー氏と共同開発したシグネチャーモデルを発売した。

しかし、それはランニング部門を軽視しているのではなく、むしろランニング市場の拡大を願ってのことだ。

「決してスニーカーブランドになりたいわけではありません。もっと多くの人にOnを知ってほしいという取り組みです。そうしてOnを気に入ってくれた人にランニングシューズも履いてもらいたいですし、Onのシューズでランニングの楽しさを知ってもらえればと思っています」(駒田さん)

さらに、米国ではトップランナーと契約して「Onアスレチッククラブ(OAC)」も立ち上がった。「今後もシリアスなランニングブランドである軸は変わりませんし、もっと陸上に特化した商品も出てくるかもしれません。ぜひ今のうちからOnに注目していただけたら」と駒田さん。

新興ブランドからランニング界の〝正統派〟へ、挑戦を続けるブランドの今後に注目だ。

文/田中 葵

※この記事は『月刊陸上競技』2020年10月号に掲載しています

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<関連リンク>
Cloudboomオン・ジャパン公式サイト
On Cloudboom (クラウドブーム) について。(オン・ジャパンの駒田博紀代表のブログ)



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