HOME 高校

2023.11.12

高橋諒6264点!7年ぶり八種競技高校新 インターハイ2連覇の大器が故障を乗り越えて大記録/エブリバディ・デカスロン
高橋諒6264点!7年ぶり八種競技高校新 インターハイ2連覇の大器が故障を乗り越えて大記録/エブリバディ・デカスロン

高橋諒(23年インターハイ東京都大会)

高橋の得点内訳と八種競技高校歴代10傑、七種競技高1歴代5傑

■高橋諒の6214点高校新の内訳
100m 10.71(+1.9)/926点
走幅跳 7.30(+2.6)/886点
砲丸投 12.25/622点
400m 48.91/866点
110mH 14.67(+0.4)/890点
やり投 55.58/672点
走高跳 1.89/705点
1500m 4.37.42/697点

■男子八種競技 高校歴代10傑
6264 高橋  諒(桐朋2東京) 2023.11.12
6214 丸山 優真(信太3大阪) 2016.11.13
6093 田上  駿(洛南3京都) 2015. 6.19
6037 潮﨑  傑(滝川二2兵庫) 2013. 6.14
6024 甲羽ウィルソン貴士(柴田3宮城) 2016. 7.30
5938 田中 新也(洛南3京都) 2011. 6. 4
5934 駒井 斗馬(西城陽3京都) 2018. 8. 3
5916 泉谷 駿介(武相3神奈川) 2017. 7.30
5900 中村 明彦(岡崎城西3愛知) 2008. 7.30
5834 栁田 聖人(東農大二3群馬) 2022.11.13

■女子七種競技 高1歴代5傑
4991 本多  七(園田学園・兵庫) 2023.11.12
4959 下元 香凜(白梅学園・東京) 2021. 7.31
4916 大野 優衣(白梅学園・東京) 2015. 8.30
4907 シュレスタまや(東大阪大敬愛・大阪) 2014. 8.31
4903 ガードナ・レイチェル麻由(法政二・神奈川) 2023. 8. 5

広告の下にコンテンツが続きます
第28回エブリバディ・デカスロンin愛知が11月11日、12日の2日間、愛知県名古屋市のパロマ瑞穂北競技場で行われ、男子八種競技で高橋諒(桐朋3東京)が高校新記録の6264点を叩き出した。これまでの高校記録は2016年の同大会で丸山優真(信太・大阪/現・住友電工)がマークした6214点で、7年ぶりに50点更新した。 高橋は1種目めの100mをいきなり10秒71(+1.9)の自己新。続く走幅跳は追い風参考ながら7m30(+2.6)をマークすると、砲丸投も自己新の12m25。さらに、400mでも自身初の48秒台となる48秒91で駆け抜け、初日を3300点で折り返した。 翌日もハイパフォーマンスを連発。110mハードルを14秒67(+0.4)をマークし、やり投では55m58の自己新。走高跳はセカンドベストの1m89に成功すると、最後の1500mもこれまでの疲労が残るなか、自己2番目の4分37秒42でまとめて大記録を打ち立てた。 桐朋中3年時の2020年全国中学生大会では、四種競技で2位に入っている高橋。高校に進学すると、八種競技で当時の高1最高となる5528点でインターハイ優勝。この種目の1年生優勝はインターハイ史上初の快挙だった。さらに、2年生でも高2歴代2位の5914点で2連覇を達成している。 今年の北海道インターハイでは前人未到の3連覇を狙っていたが、前半は苦しいシーズンだった。4月中旬に右肘、下旬には左足首の靭帯を相次いで痛めた高橋。それでもインターハイへの思いは強く、5月中旬の東京都大会を優勝した。しかし、6月中旬のインターハイ南関東大会の1週間前に左ハムストリングスを痛め、無念の欠場。目標の3年連続高校日本一がついえた。 しかし、ケガが治るとトレーニングを再開。8月上旬には競技会に復帰すると、走高跳とやり投では自己記録を塗り替えた。そして、秋シーズンに向けて準備を進め、今季狙っていたもう一つの目標、高校記録更新を成し遂げた。 高橋の大記録に続き、2位には1年生の宮下輝一(市船橋・千葉)が5759点をマーク。自身の持つ高1最高に5791点に32点と迫った。3位の河原怜音(岡山商大附3)は自己新の5703点を出している。 また、高校女子七種競技では本多七(園田学園1兵庫)が高1最高の4991点で優勝した。

高橋の得点内訳と八種競技高校歴代10傑、七種競技高1歴代5傑

■高橋諒の6214点高校新の内訳 100m 10.71(+1.9)/926点 走幅跳 7.30(+2.6)/886点 砲丸投 12.25/622点 400m 48.91/866点 110mH 14.67(+0.4)/890点 やり投 55.58/672点 走高跳 1.89/705点 1500m 4.37.42/697点 ■男子八種競技 高校歴代10傑 6264 高橋  諒(桐朋2東京) 2023.11.12 6214 丸山 優真(信太3大阪) 2016.11.13 6093 田上  駿(洛南3京都) 2015. 6.19 6037 潮﨑  傑(滝川二2兵庫) 2013. 6.14 6024 甲羽ウィルソン貴士(柴田3宮城) 2016. 7.30 5938 田中 新也(洛南3京都) 2011. 6. 4 5934 駒井 斗馬(西城陽3京都) 2018. 8. 3 5916 泉谷 駿介(武相3神奈川) 2017. 7.30 5900 中村 明彦(岡崎城西3愛知) 2008. 7.30 5834 栁田 聖人(東農大二3群馬) 2022.11.13 ■女子七種競技 高1歴代5傑 4991 本多  七(園田学園・兵庫) 2023.11.12 4959 下元 香凜(白梅学園・東京) 2021. 7.31 4916 大野 優衣(白梅学園・東京) 2015. 8.30 4907 シュレスタまや(東大阪大敬愛・大阪) 2014. 8.31 4903 ガードナ・レイチェル麻由(法政二・神奈川) 2023. 8. 5

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

地区高校駅伝の日程をチェック! ●11月6日 東 北(秋田・県立中央公園陸上競技場) ●11月15日 全九州(福岡・嘉麻市嘉穂総合運動公園周辺コース)※北九州代表と南九州代表を決める ●11月16日 北信越(新潟・デンカ […]

NEWS 神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

2025.11.05

神戸マラソンの招待選手発表 荒生実慧、平田幸四郎らがエントリー 21年パリ優勝のロティッチも参戦

神戸マラソン主な招待選手 ■男子 E.ロティッチ(ケニア) A.アレム(エチオピア) M.ムサウ(ウガンダ) K.ジョスファト(ケニア) P.キプシラト(ケニア) 荒生実慧(NDソフト) 平田幸四郎(SGホールディングス […]

NEWS 日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結

2025.11.05

日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結

11月5日、日本陸連は広島テレビ放送株式会と「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を結んだことを発表した。陸上競技を通じて人と人をつなぎ、すべての人が心身ともに健やかで、自分らしく生 […]

NEWS 仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」

2025.11.05

仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」

仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会は、2026年大会の日程が5月10日に決まったと発表した。定員は10,000人とし、エントリーは11月18日から順次開始される。 国内主要ハーフマラソン6大会が連携する「ジャパンプレミ […]

NEWS 「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

2025.11.05

「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!

ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー最終候補者 トラック 男子 N.ライルズ(米国) 200m E.ワニョニィ(ケニア) 800m 女子 S.マクローリン・レヴロン(米国) 400m F.ボル(オランダ) 400mH […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top