◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の4日目の午後セッションで男子200m決勝が行われ、上山紘輝(住友電工)が金メダルを獲得した。陸上競技の今大会金メダル第一号。日本勢としては前回の小池祐貴(住友電工)に続いて2大会連続となる。
スタートややや先行されたものの、得意とするコーナーワークで一気に抜け出すと、残り2~30m付近で前を捕らえて20秒60(-0.2)でフィニッシュ。誇らしげに日の丸を掲げた。
「プランとしてはもう少し前半から行って、キープして頑張ろうと思ったのですが、追いかける展開になって焦りました」と上山。それでも、最後まで力むことなく冷静に走り抜けた。
「ベンチでもまだ金メダルがないと話していたので、第一号となれてうれしいです。日本としてもチームの先輩の小池さんに続いて連覇できました」
昨年のオレゴン世界選手権で20秒26をマークして鮮烈な世界デビューを飾ったが、今季は悔しい思いをしてきた。シーズン序盤からなかなか調子が上がらず、連覇を狙った日本選手権では7位。アジア選手権では鵜澤飛羽(筑波大)の金メダルを後ろから見る銅メダルだった。
その後、急きょ飛んだロンドンで4×100mリレーの4走を務めてブダペスト世界選手権の出場権獲得に貢献。しかし、5位になった本番では走ることができず。200mでも予選敗退に終わっていた。
「悔しい思いをしてきたので、最後に挽回できるとしたらここしかなかった」。疲労があるなかで良い動きは徐々に取り戻して迎えた今大会。「タイムはボチボチですが、メダルを取れて良かった」。
来年のパリ五輪に向けても「スタートから行けている感覚もありますし、コーナーの出口も今まで以上に伸びている。疲労を抜いた中で準備すれば記録が出てもおかしくない」と、再浮上のきっかけをつかんだ様子だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.02.25
-
2026.02.24
-
2026.02.22
2026.01.31
青学大・黒田朝日は「コンディション不良に近い」MGC獲得が「第一目標」/別大毎日マラソン
2026.02.01
【大会結果】第29回日本学生ハーフマラソン選手権(2026年2月1日)
-
2026.02.15
-
2026.02.01
Latest articles 最新の記事
2026.02.26
【高校生FOCUS】中長距離・シュブルチェック・アンナ(牛久高)今年の目標は「高校トップとU20世界選手権出場」
FOCUS! 高校生INTERVIEW シュブルチェック・アンナ Anna Svrček 牛久高2茨城 今回は昨年、2000mと3000mの両障害種目で高校最高を上回るタイムを叩き出したシュブルチェック・アンナ選手(牛久 […]
2026.02.26
「Tokyo:Speed:Race」が今年も5月に開催! トップアスリートから子どもまで参加できるロードレース
アシックスは2月26日、レースイベント「Tokyo:Speed:Race」を5月4日に東京・明治神宮外苑の特設コースで開催すると発表した。昨年に続いての実施となる。 同大会は、昨年の東京世界選手権を盛り上げる企画の一環と […]
2026.02.26
東京五輪マラソン代表・中村匠吾が明治学大長距離ブロック監督就任へ 28年度までの箱根駅伝目指すプロジェクト
2021年東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾(富士通)が4月から明治学大の長距離ブロック監督に就任することが2月26日、関係者への取材で分かった。 中村は三重県出身の33歳。上野工高(現・伊賀白鳳高)でエースに成長し、5 […]
2026.02.25
Onからブランド史上初となる3層構造のCloudTec®を採用した新作モデル「Cloudmonster 3」が登場!
スイスのスポーツブランド「On (オン) 」およびオン・ジャパンは2月25日、ブランド史上初となる3層構造のCloudTec®を採用した新作モデル「Cloudmonster 3 (クラウドモンス ター 3) 」を2月26 […]
Latest Issue
最新号
2026年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝