2023.10.02
9月23日~26日にインド・デリーで行われたデリー選手権(Delhi State Athletics Championship)において、多数の棄権者が出るなどの問題が生じ、ドーピング検査から逃れるためであるという疑惑が起こっていることが海外メディアが報じられている。
男子100m決勝では8人のうち7人が棄権したが、インドのアンチ・ドーピング機関(NADA)の職員が訪問するという情報を得たため、レースを辞退したのではないかとの憶測されている。また、ジュニアの女子3000m障害の出場者は、サンプル提出を避けてゴール後に逃走したことなども報じられている。SNSにはスタジアムの洗面所に使用済みの注射器が山積みとなっているビデオが投稿された。
スポーツニュースウェブサイト「inside the games」によると、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)は問題視し、インド陸連に対応を求めており、現在杭州アジア大会に同行しているインド陸連会長は帰国後に調査を行う意向を示しているという。
5月に発表されたWADAの報告書では、インドはドーピング規則違反でロシアに次いで2番目となっている。
【動画】大量の使用済み注射器が捨てられたとみられる告発動画
"Preparations" for the Delhi State Athletics meet in full swing. Video from JLN stadium that also houses the National Anti-Doping office.
— Andrew (@AndrewAmsan) September 23, 2023
🎥 Clip sent by a coach. pic.twitter.com/W7RivSDJ7r
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