◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の1日目が行われた。
最初の種目となった20km競歩では男女とも銅メダルを獲得。男子はアジア選手権金メダリストの村山裕太郎(富士通)が1時間24分41秒で3位と粘った。女子はドーハ、オレゴンの2大会で世界選手権入賞を果たしている藤井菜々子(エディオン)が1時間33分49秒でフィニッシュした。
トラック種目で最初の決勝だった女子10000mでは廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分50秒74で銀メダルを獲得した。廣中はブダペスト世界選手権10000mで7位入賞。その後は調子が上がらなかったというが、「中国に入って最終調整でようやく上がってきた」。湿度の高い厳しいコンディションで、途中、脱水症状気味になったが、最後まで前を追いかけ、金メダルまであと約7秒だった。
注目の男子100mには桐生祥秀(日本生命)と小池祐貴(住友電工)の同学年コンビ2人が出場。1組、2組に入り、ともに10秒27(-0.2)をマーク。桐生は2着、小池は1着で準決勝へと駒を進めた。
また、男子400mの予選では日本記録(44秒77)を持つ佐藤拳太郎(富士通)、佐藤風雅(ミズノ)ともに1着で決勝進出を決めている。
女子ハンマー投の日本記録保持者マッカーサー・ジョイ(NMFA)は61m01を投げて6位入賞を果たした。
2日目の今日は、午前中に男子走幅跳予選、女子100mハードル予選などが実施。午後セッションでは男子100mの準決勝、決勝、同400m決勝も行われる。また、男子10000m決勝には田澤廉(トヨタ自動車)と塩尻和也(富士通)が出場する。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、 […]
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]
2025.12.05
ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!
ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025