HOME 海外

2023.09.24

アセファが女子マラソンで2時間11分53秒! 従来の記録を2分以上更新する異次元の世界新/ベルリンマラソン

女子マラソン世界歴代10傑

2.11.53 T.アセファ(エチオピア)   2023. 9.24
2.14.04 B.コスゲイ(ケニア)     2019.10.13
2.14.18 R.チェプンゲティチ(ケニア) 2022.10. 9
2.14.58 A.ベリソ(エチオピア)    2022.12. 4
2.15.25 P.ラドクリフ(英国)     2003. 4.13
2.16.28 R.ワンジル(ケニア)     2023. 3. 5
2.16.49 L.ギデイ(エチオピア)    2022.12. 4
2.16.56 T.ゲメチュ(エチオピア)   2023. 3. 5
2.17.01 M.ケイタニー(ケニア)    2017. 4.23
2.17.16 P.ジェプチルチル(ケニア)  2020.12. 6

ベルリンマラソンでのT.アセファの通過タイム

5km 15.58
10km 31.45(15.47)
15km 47.26(15.41)
20km 1.02.52(15.26)
ハーフ 1.06.20
25km 1.18.40(15.48)
30km 1.34.12(15.32)
35km 1.49.41(15.29)
40km 2.05.13(15.32)
フィニッシュ 2.11.53(6.40)

広告の下にコンテンツが続きます
24日、ドイツで第49回ベルリンマラソンが行われ、女子ではティギスト・アセファ(エチオピア)が2時間11分53秒の世界新記録で優勝した。従来の世界記録は19年のシカゴでブリジット・コスゲイ(ケニア)がマークした2時間14分04秒。 昨年のベルリンでも優勝しているアセファは男子のペースメーカーに引っ張られながら、5kmを15分58秒で突っ込むと、その後は徐々にペースを上げて、中間点は1時間6分20秒というハイペースで通過する。この時点で他の選手は太刀打ちできず、リードを拡大した。 驚異的だったのは後半の走りだった。20kmから25kmを15分48秒のペースで刻むと、25kmから30kmは15分32秒、30kmから35kmは15分29秒とさらにピッチを速めた。40kmを2時間5分13秒で通過したあとは、ラストの2.195kmも6分40秒。後半のハーフは1時間5分33秒と、前半より50秒ほど速いタイムでまとめ、従来の世界記録を2分以上縮めた。 アセファは1996年生まれの26歳。ジュニア期から400mや800mの短い距離が専門で、16年リオ五輪は800mに出場。800mのベストは1分59秒24を持つ。 18年にロードへ転向し、19年にはハーフマラソンで1時間8分24秒をマーク。22年3月にサウジアラビアで行われたリヤドマラソンで初マラソンを経験すると、昨年のベルリンでは当時世界歴代3位の2時間15分37秒で優勝を飾っていた。

女子マラソン世界歴代10傑

2.11.53 T.アセファ(エチオピア)   2023. 9.24 2.14.04 B.コスゲイ(ケニア)     2019.10.13 2.14.18 R.チェプンゲティチ(ケニア) 2022.10. 9 2.14.58 A.ベリソ(エチオピア)    2022.12. 4 2.15.25 P.ラドクリフ(英国)     2003. 4.13 2.16.28 R.ワンジル(ケニア)     2023. 3. 5 2.16.49 L.ギデイ(エチオピア)    2022.12. 4 2.16.56 T.ゲメチュ(エチオピア)   2023. 3. 5 2.17.01 M.ケイタニー(ケニア)    2017. 4.23 2.17.16 P.ジェプチルチル(ケニア)  2020.12. 6

ベルリンマラソンでのT.アセファの通過タイム

5km 15.58 10km 31.45(15.47) 15km 47.26(15.41) 20km 1.02.52(15.26) ハーフ 1.06.20 25km 1.18.40(15.48) 30km 1.34.12(15.32) 35km 1.49.41(15.29) 40km 2.05.13(15.32) フィニッシュ 2.11.53(6.40)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.10

女子ハンマー投優勝はタイの26歳・コンポン!「とてもうれしい」指導受けたいと来日/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に女子100mハードル決勝が行われ、女子ハンマー投はコンポン・ミンガモン(流経大)が60m27で初優勝した。2位に大沢柚月(56m8 […]

NEWS 戸邉直人が2m17 左アキレス腱断裂から復帰後のベストをマーク バルシム主宰の大会に出場

2024.05.10

戸邉直人が2m17 左アキレス腱断裂から復帰後のベストをマーク バルシム主宰の大会に出場

男子走高跳の戸邉直人(JAL)が5月9日にカタールのドーハで行われた競技会「What Gravity Challenge」に出場し、2m17に成功。2022年6月の左アキレス腱断裂した後としてはベスト記録を跳んだ。順位は […]

NEWS 100mH髙橋亜珠が13秒28!!学生歴代11位タイ、U20日本歴代2位「驚いています」2位・林も自己新/関東IC

2024.05.10

100mH髙橋亜珠が13秒28!!学生歴代11位タイ、U20日本歴代2位「驚いています」2位・林も自己新/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に女子100mハードル決勝が行われ、髙橋亜珠(筑波大)が優勝した。同大勢では2013年(第92回大会)の相馬絵里子(現・関彰商事)以 […]

NEWS 立教大・青木龍翔がうれしい初タイトル!「成長できた」連覇狙った青学大・宇田川抑える/関東IC

2024.05.10

立教大・青木龍翔がうれしい初タイトル!「成長できた」連覇狙った青学大・宇田川抑える/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に男子2部1500mが行われ、青木龍翔(立教大)が3分52秒93をマークして優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 大牟田高(福 […]

NEWS 関東インカレ男子1部5000mは予選を実施せず 欠場者増で出場40人以内に

2024.05.10

関東インカレ男子1部5000mは予選を実施せず 欠場者増で出場40人以内に

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目が行われている。今日18時20分に組み込まれていた男子1部5000m予選(2組)だったが、欠場者が出たことにより「40名以内となった […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top