日本陸連は13日、10月13日から17日まで行われる鹿児島国体のエントリーリストならびに、スタートリスト、競技日程を発表した。
成年ではブダペスト世界選手権女子5000m8位で、9月には14分29秒18の日本記録を樹立した田中希実(兵庫/New Balance)が800mと5000mの2種目にエントリーした。田中は世界選手権後も精力的に大会に出場しており、今後は9月16日のDLファイナル5000mの後、翌週の全日本実業団選手権にも出場を予定。9月30日、10月1日の世界ロードランニング選手権(ラトビア・リガ)の1マイルと5kmにもエントリーしている。
ブダペスト世界選手権代表では400mハードルの岸本鷹幸(青森/富士通)、10000m競歩の古賀友太(徳島・大塚製薬)、走幅跳の吉田弘道(兵庫/神崎郡陸協)、やり投の﨑山雄太(愛媛/愛媛陸協)らがエントリー。女子もやり投に斉藤真理菜(茨城/スズキ)、上田百寧(福岡/ゼンリン)、400mハードルに山本亜美(滋賀/立命大)、宇都宮絵莉(兵庫/長谷川体育施設)などが多数出場する。
このほか、男子110mハードルにはパリ五輪の標準記録を突破した村竹ラシッド(千葉/順大)、野本周成(愛媛・愛媛陸協)がエントリー。男子10000m競歩には20km競歩世界記録保持者の鈴木雄介(石川/富士通)が登録された。
高校生以下が出場する少年の部には8月の北海道インターハイで活躍した選手が数多く登録し、男子100m、200mで2種目を制した黒木海翔(福岡/東福岡高)が100mに出場。また女子スプリント2冠の山形愛羽(熊本/熊本中央高)は100mと300mの2種目にエントリーされている。男子3000m障害で高校記録を樹立した永原颯磨(長野/佐久長聖高)は少年A5000mに、女子両リレーと400mハードルを制した瀧野未来(京都/京都橘高)は300mハードルにそれぞれ出場する。
鹿児島国体は当初2020年に第75回大会が予定されていたが、コロナ禍の影響で中止。その後、23年に特別大会として実施されることが決まっていた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.13
近大が初優勝!関西勢26年ぶり制覇 ラスト勝負・長葭「自信があった」/日本選手権リレー
2025.07.13
月刊陸上競技2025年8月号
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.06
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.13
近大が初優勝!関西勢26年ぶり制覇 ラスト勝負・長葭「自信があった」/日本選手権リレー
◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権リレーの男子4×400mリレーが行われ、近大が3分05秒23で初優勝を飾った。関西学連勢では1999年の同 […]
2025.07.13
月刊陸上競技2025年8月号
Contents 大会報道 TOKYO to TOKYO 日本選手権 久保 凛 2度目の日本新 﨑山雄太 圧巻の87m16!! 桐生祥秀、帰還 田中希実 4年連続2冠の金字塔 泉谷 標準突破3本で代表内定 鵜澤飛羽 20 […]
2025.07.13
園田学園大 女子マイルリレー初日本一!立命大との同記録激戦制す「あきらめずに走った」/日本選手権リレー
◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権リレーの女子4×400mリレーが行われ、園田学園大が3分36秒16で優勝した。立命大との同タイムながら着差 […]
2025.07.13
【男子110mH】権田颯志(安城学園高)13秒97=高2歴代3位タイ
第84回愛知県選手権の2日目は7月13日、愛知・パロマ瑞穂北陸上競技場で行われ、男子110mハードルで権田颯志(安城学園高2愛知)が13秒97(+1.3)の高2歴代3位タイをマークした。 権田は愛知・岡崎翔南中3年時に全 […]
2025.07.13
【女子200m】バログン・イズミ(千住ジュニア)24秒71=中2歴代6位
東京都中学総体の2日目は7月13日、東京・上柚木公園陸上競技場で行われ、女子共通200m決勝でバログン・イズミ(千住ジュニア・荒川三2)が24秒71(±0)の中2歴代6位、大会新記録をマークした。 これまでの自己ベストは […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会