HOME 海外

2023.09.09

インゲブリグトセンが2000mで4分43秒13の世界新!女子200mジャクソンは21秒48のDL新/DLブリュッセル
インゲブリグトセンが2000mで4分43秒13の世界新!女子200mジャクソンは21秒48のDL新/DLブリュッセル

男子長距離のインゲブリグトセン 写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

9月8日、ブリュッセル(ベルギー)でダイヤモンドリーグ(DL)第13戦が行われ、男子2000mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が4分43秒13の世界新で優勝した。

インゲブリグトセンはブダペスト世界選手権で体調不良のため1500m2位と敗れていたが、5000mではフィニッシュ手前の競り合いから抜け出し13分11秒30で制している。2000mの従来の世界記録は1999年にH.エルゲージ(モロッコ)がマークした4分44秒79。1000mを2分22秒で通過すると後半もそのスピードを維持して記録更新につなげ、「この記録は難しくないと思っていた。今回はペースメーカーが大きな助力になった」と話した。

女子200mではブダペスト世界選手権金メダルのS.ジャクソン(ジャマイカ)がDL新記録、パフォーマンス歴代4位となる21秒48(+0.2)で優勝。女子400mハードルはF.ボル(オランダ)が52秒11、男子棒高跳は世界記録保持者でA.デュプランティス(スウェーデン)が6m10とブダペストの金メダリストがいずれも大会新で制した。

女子三段跳ではオレゴン世界選手権銀メダルのS.リケッツ(ジャマイカ)が自身初の15m台となる15m01(+0.3)の自己新で優勝を飾っている。

DLはファイナルまでの全試合が終了。この大会までのポイント獲得上位者によるDLファイナルが今月16、17日に米国・オレゴン州ユージンで行われる。

9月8日、ブリュッセル(ベルギー)でダイヤモンドリーグ(DL)第13戦が行われ、男子2000mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が4分43秒13の世界新で優勝した。 インゲブリグトセンはブダペスト世界選手権で体調不良のため1500m2位と敗れていたが、5000mではフィニッシュ手前の競り合いから抜け出し13分11秒30で制している。2000mの従来の世界記録は1999年にH.エルゲージ(モロッコ)がマークした4分44秒79。1000mを2分22秒で通過すると後半もそのスピードを維持して記録更新につなげ、「この記録は難しくないと思っていた。今回はペースメーカーが大きな助力になった」と話した。 女子200mではブダペスト世界選手権金メダルのS.ジャクソン(ジャマイカ)がDL新記録、パフォーマンス歴代4位となる21秒48(+0.2)で優勝。女子400mハードルはF.ボル(オランダ)が52秒11、男子棒高跳は世界記録保持者でA.デュプランティス(スウェーデン)が6m10とブダペストの金メダリストがいずれも大会新で制した。 女子三段跳ではオレゴン世界選手権銀メダルのS.リケッツ(ジャマイカ)が自身初の15m台となる15m01(+0.3)の自己新で優勝を飾っている。 DLはファイナルまでの全試合が終了。この大会までのポイント獲得上位者によるDLファイナルが今月16、17日に米国・オレゴン州ユージンで行われる。

【動画】インゲブリグトセンが2000mで世界新!DLブリュッセルのハイライト

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top