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2023.08.05

男子800m・2年生落合晃が大会新の1分47秒92!同種目県勢34年ぶりV「ラスト勝負の準備していた」/北海道IH
男子800m・2年生落合晃が大会新の1分47秒92!同種目県勢34年ぶりV「ラスト勝負の準備していた」/北海道IH

序盤から先頭を引っ張るレースでインターハイ800mに優勝した落合晃(左)

男子800m高校歴代10傑をチェック

1.46.59 クレイ・アーロン竜波(相洋3神奈川) 2019. 6.28
1.47.69 後田  築(創成館3長崎)      2022. 6.11
1.47.92 落合  晃(滋賀学園2滋賀)     2023. 8. 5
1.48.08 前田 恋弥(市船橋3千葉)      2014.10.19
1.48.26 兵藤ジュダ(東海大翔洋3静岡)    2021. 7.31
1.48.46 川元  奨(北佐久農3長野)     2010.10.24
1.48.50 佐藤 清治(佐久長聖3長野)     1999. 5.30
1.48.50 立迫 大徳(鹿児島城西3鹿児島)   2023. 8. 5
1.48.57 久田  朔(桜宮3大阪)       2021. 7.31
1.48.62 三武  潤(城西3東京)       2012. 8. 1

◇全国高校総体(インターハイ:8月2日~6日/北海道・札幌厚別公園競技場) 北海道インターハイの4日目が行われ、男子800mは2年生の落合晃(滋賀学園)が1分47秒92の大会新記録を樹立して優勝した。同種目の県勢優勝は1989年の木村吉継(高島)以来、34年ぶり。男子の滋賀県勢のインターハイ優勝も2008年の5000m競歩・南雄斗(滋賀学園)以来、15年ぶりとなる。 まさに800mの「強さ」を最も表現するレース展開だった。落合はレースを果敢に引っ張ると400mを53秒で通過。残り200mで今季ランキングトップの1分49秒22を持つ立迫大徳(鹿児島城西3)が仕掛ける。 「立迫さんが強いので、ラスト勝負の準備はしていました」。一度は前に出られそうになるも、直線で再び突き放す。「視野に入れていた」と言う、1分48秒26の大会記録(兵藤ジュダ、21年)の記録を更新し、インターハイ初の1分47秒台を叩き出した。この記録は高校歴代3位、高2歴代2位にランクインする。 昨年6月の近畿大会で高1歴代最高となる1分50秒19をマークしていた落合。だが、前回大会は「積極的に行けなくて予選落ちしました」。その後は、「常に積極的なレースを心掛けてきました」と言うも、それが「結果」として表れるまで時間を要す。 ラストでまくられることも多く、「本練習後にダッシュや補強を入れて、ラストの強化に取り組んできたので、後半の走りに自信がありました」。その成果を大舞台で存分に発揮してみせた。 今後は「8月の東アジアユース選手権で金メダルを取れるようにがんばります」と、初の国際舞台への意気込みを語る落合。自分でレースを作り、ラストで突き放す。2年生が見せた強いレースは、今後のさらなる可能性を感じさせるに十分だった。

男子800m高校歴代10傑をチェック

1.46.59 クレイ・アーロン竜波(相洋3神奈川) 2019. 6.28 1.47.69 後田  築(創成館3長崎)      2022. 6.11 1.47.92 落合  晃(滋賀学園2滋賀)     2023. 8. 5 1.48.08 前田 恋弥(市船橋3千葉)      2014.10.19 1.48.26 兵藤ジュダ(東海大翔洋3静岡)    2021. 7.31 1.48.46 川元  奨(北佐久農3長野)     2010.10.24 1.48.50 佐藤 清治(佐久長聖3長野)     1999. 5.30 1.48.50 立迫 大徳(鹿児島城西3鹿児島)   2023. 8. 5 1.48.57 久田  朔(桜宮3大阪)       2021. 7.31 1.48.62 三武  潤(城西3東京)       2012. 8. 1

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