2023.08.05
◇全国高校総体(インターハイ:8月2日~6日/北海道・札幌厚別公園競技場)
北海道インターハイの4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛1)が2分06秒41をマークして1年生ながら頂点に立った。
昨年の全中800mでも優勝している久保。同学年のドルーリー朱瑛里(津山・岡山)とともに、今大会注目のルーキーだった。最後は近畿大会でも激突している実力者・西田有里(草津東3滋賀)との激闘を制し、「中学まではラストが弱かったので、練習して強化してきました」と胸を張るが、「まさか1年目から勝てるとは」と久保。3位に「あこがれの先輩」である亀井咲里(3年)も入り、2人でメダルを獲得した。
和歌山県出身で、小学校時代はサッカー少女だった。実は、父方の従兄弟は、サッカー日本代表でリーガ・エスパニョーラ(スペイン)で活躍する久保建英(レアル・ソシエダ)。最近はめっきり会う機会が減ったそうだが、「世界で活躍していてすごい。同じように活躍したいです」と笑顔を見せた。
過去、4×400mリレーなどを中心に、インターハイを何度も沸かせてきた『敬愛娘』たち。国際舞台に立つ円盤投の郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)や、川田朱夏(ニコニコのり)らOGも活躍している。インターハイの至近大会はやや苦しい結果が続いていたが、17年山形インターハイ400mの川田朱夏(ニコニコのり)以来の個人優勝で、同種目では、2010年の高橋満里以来の優勝だ。
「この後は近畿ユースで優勝して、来年以降、インターハイ3連覇が目標です」
元気なルーキーの快走で、再び敬愛旋風が巻き起こる予感が漂ってきた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
-
2025.12.06
-
2025.12.05
-
2025.12.05
-
2025.12.04
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
男子マラソンプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が12月6日に自身のSNSを更新し、第二子の誕生を報告した。 川内は17時前に投稿し「先ほど次男の夢翔が生まれました」と名前も明かした。元実業団ランナーでもあ […]
2025.12.06
高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝
12月6日、第43回九州学生駅伝が長崎県島原市の市営競技場をスタートし、島原文化会館にフィニッシュする7区間57.75kmのコースで行われ、第一工科大が3時間3分10秒で3年ぶり21回目の優勝を飾った。 第一工科大は1区 […]
2025.12.06
全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝
12月6日、第25回九州学生女子駅伝(5区間22.8km)が長崎県島原市で行われ、福岡大が1時間17分31秒で14回目の優勝を果たした。 10月の全日本大学女子駅伝で8位に入賞している福岡大は1区から他校を圧倒。前回に続 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025