HOME 国内

2023.07.23

400m中島佑気ジョセフが日本歴代5位の45秒12! 欧州転戦で好成績重ねる/WAコンチネンタルツアー
400m中島佑気ジョセフが日本歴代5位の45秒12! 欧州転戦で好成績重ねる/WAコンチネンタルツアー

45秒15で23年日本選手権男子400mに優勝した中島佑気ジョセフ

    22日、スペイン・マドリードで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのマドリード競技会が行われ、男子400mで中島佑気ジョセフ(東洋大)が45秒12の日本歴代5位をマークした。

    決勝A組に出場した中島は、序盤こそ他のレーンの選手にやや後れを取ったものの、250m付近から徐々に走りを切り替え。残り100m地点では3番手につけていたが、最後の直線で追い抜き、トップでフィニッシュした。

    B組でD.ボルレー(ベルギー)が45秒09をマークしており、中島は総合2位。惜しくも優勝とはならなかったものの、6月の日本選手権で出したばかりの自己記録を0.03秒更新する走りを見せた。

    広告の下にコンテンツが続きます

    中島は東京都出身。大学入学後に躍進を遂げ、21年の関東インカレで優勝したのを皮切りに、日本選手権でも8位入賞。昨年は日本選手権で4位。初の国際大会となったオレゴン世界選手権ではアンカーの重責を担いながら、2分59秒51のアジア新記録で4位入賞に貢献した。

    6月の日本選手権以降は、欧州を転戦。ダイヤモンドリーグに初出場を果たしたほか、17日のマルセイユ国際競技会には45秒25で優勝を飾っている。

    女子100mハードルでは田中佑美(富士通)が12秒91(+0.3)で総合8位に入り、福部真子(日本建設工業)は12秒98(+0.2)で9位。男子110mハードルの石川周平(富士通)は13秒64(+0.3)で6位となり、男子800mに出場した金子魅玖人(中大)は1分50秒37で8位だった。

    22日、スペイン・マドリードで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのマドリード競技会が行われ、男子400mで中島佑気ジョセフ(東洋大)が45秒12の日本歴代5位をマークした。 決勝A組に出場した中島は、序盤こそ他のレーンの選手にやや後れを取ったものの、250m付近から徐々に走りを切り替え。残り100m地点では3番手につけていたが、最後の直線で追い抜き、トップでフィニッシュした。 B組でD.ボルレー(ベルギー)が45秒09をマークしており、中島は総合2位。惜しくも優勝とはならなかったものの、6月の日本選手権で出したばかりの自己記録を0.03秒更新する走りを見せた。 中島は東京都出身。大学入学後に躍進を遂げ、21年の関東インカレで優勝したのを皮切りに、日本選手権でも8位入賞。昨年は日本選手権で4位。初の国際大会となったオレゴン世界選手権ではアンカーの重責を担いながら、2分59秒51のアジア新記録で4位入賞に貢献した。 6月の日本選手権以降は、欧州を転戦。ダイヤモンドリーグに初出場を果たしたほか、17日のマルセイユ国際競技会には45秒25で優勝を飾っている。 女子100mハードルでは田中佑美(富士通)が12秒91(+0.3)で総合8位に入り、福部真子(日本建設工業)は12秒98(+0.2)で9位。男子110mハードルの石川周平(富士通)は13秒64(+0.3)で6位となり、男子800mに出場した金子魅玖人(中大)は1分50秒37で8位だった。

    【動画】中島が日本歴代5位!マドリード競技会のレースをチェック

    男子400m日本歴代10傑

    44.78 高野  進(東海大教)      1991. 6.16 45.00 佐藤拳太郎(富士通)       2023. 7.13 45.03 山村 貴彦(日大3)       2000. 9. 9 45.05 小坂田 淳(大阪ガス)      2000. 9. 9 45.12 中島佑気ジョセフ(東洋大4)   2023. 7.22 45.13 ウォルシュ・ジュリアン(富士通) 2019.10. 2 45.13 佐藤 風雅(ミズノ)       2023. 7.13 45.16 金丸 祐三(法大4)       2009. 5. 9 45.18 山口 有希(東海大2)      2003.10.29 45.33 簡  優好(富士通)       1998. 5. 9

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.06

クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]

NEWS 10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

NEWS RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

2025.11.06

RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加

11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]

NEWS 北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

2025.11.06

北海道・北照高が来春から陸上部で駅伝チームを強化 43年ぶりに再始動 工藤裕行氏が総監督就任

11月5日、北照高は2026年春から陸上部において駅伝チームの強化を本格的にスタートすることを発表した。 北照高は北海道小樽市に校舎を置く私立高。野球部は甲子園に春夏あわせて10回出場を数える強豪として知られる。スキー部 […]

NEWS 全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

2025.11.05

全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕

全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top