2023.07.22
7月21日、モナコでダイヤモンドリーグ(DL)第9戦のヘルクリス・ミーティングが開催され、女子1マイルでは1500m五輪2連覇中のF.キピエゴン(ケニア)が4分07秒64の世界新記録を樹立して優勝した。従来の記録はS.ハッサン(オランダ)の4分12秒33(19年)。キピエゴンは1500mで16年リオ、21年東京五輪、17年ロンドン、22年オレゴン世界選手権で金メダルを獲得している29歳。今年6月に1500m(3分49秒11)と5000m(14分05秒20)でも世界記録をマークしており、今年3種目めの世界新となった。
男子400mハードルでは世界記録(45秒94)保持者で東京五輪金メダリストのK.ワルホルム(ノルウェー)が今季世界最高・ダイヤモンドリーグ記録の46秒51で制覇。47秒66で2位のオレゴン世界選手権王者A.ドス・サントス(ブラジル)に1秒15の大差をつけた。
男子棒高跳はC.ニールセン(米国)が5m92でV。世界記録保持者A.デュプランティス(スウェーデン)は5m72をクリアした後、5m92に2回、6m02に1回挑戦したがいずれも成功せず4位となった。
男子800mはW.キンヤマル(ケニア)が今季世界最高の1分43秒22で勝利。女子100mハードルは19年ドーハ世界選手権金メダルのN.アリ(米国)が12秒30(+0.6)の今季世界最高で勝った。
女子200mはS.ジャクソン(ジャマイカ)が21秒86(+0.2)で貫禄勝ち。女子走幅跳はL.イアピキーノ(イタリア)が6m95(+0.3)の自己新でDL3勝目をあげた。男子5000mは13年モスクワ世界選手権銀メダルのH.ゲブルヒウェト(エチオピア)が5年ぶりの自己新の12分42秒18で優勝を飾った。
キピエゴン 女子史上初の1マイル4分10秒切りの激走をチェック!
https://youtu.be/-4zTpn4NfOk
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
2025.06.15
3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー
男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会