HOME 国内、日本代表

2023.07.09

走幅跳・秦澄美鈴 室内に続いてアジア制覇へ「自分の跳躍に集中する」/アジア選手権
走幅跳・秦澄美鈴 室内に続いてアジア制覇へ「自分の跳躍に集中する」/アジア選手権

女子走幅跳の秦澄美鈴

7月12日からタイ・バンコクで行われるアジア選手権に向けて出国を前に日本代表選手が取材に応えた。

女子走幅跳で昨年のオレゴン世界選手権代表・秦澄美鈴(シバタ工業)はアジア選手権に向けて「(他の試合と)平等に、普段の試合の一つとして」と冷静さを強調。それは6月の日本選手権の反省からだという。

広告の下にコンテンツが続きます

「日本選手権では気合が入り過ぎた」。動画を見返すと「走りのタイミングやリズムが崩れていた」と振り返る。

その後はコンディションを落としたが、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(6m85)には届いていないものの、ワールドランキングで出場資格獲得圏内にいるだけに、「現在は夏に向けて調子を上げているところ」。

ここ2年はハイアベレージで、「助走の流れ、踏み切りは理想に近いものができています」。2月のあアジア室内選手権も優勝しているだけに、「優勝を目標にするのは当たり前。それを達成したい」と言う。

そのためにも、「まずは自分の跳躍に集中したい。そうすれば自己ベスト(6m75)は更新できると思う」。心を整えるために、試合前にはネイルで気分転換。アジア選手権に向けては黄色をベースに「さわやかに」と笑顔を見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

アジア選手権という『特別感』や環境、そしてライバルに左右されなれければ、バンコクでビッグジャンプが見られるかもしれない。

7月12日からタイ・バンコクで行われるアジア選手権に向けて出国を前に日本代表選手が取材に応えた。 女子走幅跳で昨年のオレゴン世界選手権代表・秦澄美鈴(シバタ工業)はアジア選手権に向けて「(他の試合と)平等に、普段の試合の一つとして」と冷静さを強調。それは6月の日本選手権の反省からだという。 「日本選手権では気合が入り過ぎた」。動画を見返すと「走りのタイミングやリズムが崩れていた」と振り返る。 その後はコンディションを落としたが、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(6m85)には届いていないものの、ワールドランキングで出場資格獲得圏内にいるだけに、「現在は夏に向けて調子を上げているところ」。 ここ2年はハイアベレージで、「助走の流れ、踏み切りは理想に近いものができています」。2月のあアジア室内選手権も優勝しているだけに、「優勝を目標にするのは当たり前。それを達成したい」と言う。 そのためにも、「まずは自分の跳躍に集中したい。そうすれば自己ベスト(6m75)は更新できると思う」。心を整えるために、試合前にはネイルで気分転換。アジア選手権に向けては黄色をベースに「さわやかに」と笑顔を見せた。 アジア選手権という『特別感』や環境、そしてライバルに左右されなれければ、バンコクでビッグジャンプが見られるかもしれない。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

編集部コラム「私のインターハイ地区大会」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]

NEWS NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top