2023.07.01
◇秩父宮賜杯第63回実業団・学生対抗(7月1日/神奈川県平塚市・レモンガススタジアム平塚)
日本グランプリシリーズの実業団・学生対抗(2023オールスターナイト陸上)が行われ、女子100mハードルは福部真子(日本建設工業)が12秒90(-0.9)をマークして優勝した。
「リズムはまだまだですが、前半から出られましたし、向かい風で12秒90なら12秒8から7は見えてくると思います」と福部。シーズンベストでの今季初タイトルに「やっと、ですね」と笑った。
昨年はオレゴン世界選手権で準決勝に進出。9月には12秒73の日本記録を樹立してただ1人ブダペスト世界選手権の参加標準記録(12秒78)を突破した。しかし、パリ五輪のファイナルを見据える中で12秒5を切る取り組みをし、その結果、技術が噛み合わずに日本選手権で4位。3位以内で得られた代表内定を逃した。
1週間前に布勢スプリントに出てからは「これで大丈夫かなというくらい休んだ」。これまで「脳も身体も疲れていた」ところがリフレッシュできたことで、「今日は自分のレースができたので、モヤモヤが少し払拭できました」と安堵した。
アジア選手権、アジア大会の代表も逃し、ブダペスト世界選手権は他の選手次第だが出場は厳しい状況にある。そのため、パリ五輪の参加標準記録(12秒77)有効期間が始まった7月はフランス、イタリア、スイス、スペインと覚悟の欧州転戦。「久しぶりに海外のスピード感、追いかける走り。12秒7台くらいは狙っていきたい」。
涙に暮れた日本選手権から1ヵ月。不屈のハードル女王は逆境から再び世界へと這い上がる準備に入る。
【動画】福部真子と寺田明日香のマッチレース!女子100mHをチェック!
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.08.31
愛三工業・東瑞基が退部 ニューイヤー駅伝のエース区間で力走 マラソンでも活躍
-
2026.08.31
-
2026.08.31
-
2026.08.31
-
2026.08.05
-
2026.08.09
Latest articles 最新の記事
2026.08.31
27年冬季ユニバ長春大会から初採用のクロカンに代表選手派遣へ 男女2種目と混合リレーを実施
日本学生陸上競技連合は8月31日、2027年1月に中国・長春で行われるワールドユニバーシティゲームズ冬季大会で初採用となるクロスカントリーランニング競技に代表選手を派遣すると発表した。 従来の冬季大会ではクロスカントリー […]
2026.08.31
愛三工業・東瑞基が退部 ニューイヤー駅伝のエース区間で力走 マラソンでも活躍
愛三工業は8月31日、所属する東瑞基が同日付で退社することを発表した。 東は愛知県出身の32歳。愛知高から神奈川大に進み、箱根駅伝は1年時と4年時の2度出場を果たしている。大学卒業後、1度は愛知県警に就職したものの、走る […]
2026.08.31
【学生長距離Close-upインタビュー】トラックチーム最速の中央学大・日数谷隼人 「チームを引っ張りたい」
学生長距離Close-upインタビュー 日数谷隼人 Hikazutani Hayato 中央学大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。61回目 […]
2026.08.31
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第72回「全中でのある選手の躍進~部活動の地域展開 ~」
山梨学大陸上競技部元監督の上田誠仁氏による月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 広告の下にコンテンツが続きます 第72回「全中でのある選手の躍進~部活動の地 […]
Latest Issue
最新号
2026年9月号 (8月17日発売)
滋賀IH総特集
山口全中展望
アジア大会代表Close up