2023.06.16
関東学連は16日、17日に開催される第55回全日本大学駅伝(11月5日/名古屋~伊勢)の関東学連推薦校選考会のスタートリストを発表した。
選考会には、前回の本大会で8位以内となりシード権を獲得した駒大、國學院大、青学大、順大、創価大、早大、中大、東洋大を除くチームで、書類選考を通過した20校が出場。10000mの4組タイムレースに2人ずつが出走し、8人の合計タイムで上位7校が本戦への出場権を手にする。
10大会連続36回目の出場を目指す東海大は、エースの石原翔太郎(4年)と関東インカレ10000m日本人トップの花岡寿哉(2年)が4組にエントリー。チーム3番手のタイムを持つ松尾昂来(4年)は補欠に回ったが、3組目には28分27秒77の梶谷優斗(3年)が入った。後半に強力なメンバーが揃うことから、1組、2組の選手たちも気持ちに余裕を持ってレースに臨めそうだ。
今年の箱根駅伝は不出場となった中央学大はユニバーシティゲームズ代表の吉田礼志(3年)を最終組に投入。また、22年箱根駅伝6区区間4位の工藤巧夢(3年)が1組に登場するなど、序盤から上位を狙うオーダーを組んだ。
15年連続出場中の明大はチームトップタイムを持つ児玉真輝(4年)が1組にエントリーし、箱根駅伝7区区間賞の杉彩文海(4年)は補欠登録。最終組は森下翔太(2年)、綾一輝(1年)と下級生が担う。
このほか、城西大は今年の箱根駅伝5区で区間賞に輝いた山本唯翔(4年)が4組。留学生のV.キムタイ(2年)とともに、強力布陣で3年ぶりの伊勢路を目指す。
また、多くのチームが4組に留学生をエントリーさせるなか、大東大はP.ワンジル(3年)を2組目に置いている。
レースは神奈川県の相模原ギオンスタジアムで行われ、1組目が17時30分にスタート。気温25度前後と高温が予想されるなか、失敗の許されないレースが繰り広げられる。
全日本大学駅伝関東選考会の最終組出場者
東海大 石原翔太郎(4年) 花岡 寿哉(2年) 中央学大 伊藤 秀虎(4年) 吉田 礼志(3年) 明大 森下 翔太(2年) 綾 一輝(1年) 神奈川大 小林 篤貴(4年) 宮本 陽叶(2年) 東国大 村松 敬哲(4年) A.ベット(1年) 大東大 久保田 徹(4年) 大谷 章紘(3年) 城西大 山本 唯翔(4年) V.キムタイ(2年) 帝京大 小野隆一朗(4年) 西脇 翔太(4年) 立大 関口 絢太(4年) 國安 広人(2年) 日体大 漆畑 徳輝(4年) 住原 聡太(3年) 法大 稲毛 崇斗(4年) 松永 伶(4年) 日大 下尾 悠真(4年) S.キップケメイ(1年) 山梨学大 J.ムトゥク(2年) 北村 淳生(4年) 東農大 並木 寧音(4年) 前田 和摩(1年) 駿河台大 M.ゴットフリー(2年) 古橋 希翁(1年) 麗澤大 鈴木 康也(3年) D.S.ネイヤイ(2年) 国士大 P.カマウ(3年) 中島 弘太(3年) 専大 田島 洸樹(4年) D.キサイサ(2年) 芝浦工大 橋本 章央(4年) 内山 壽頼(2年) 亜細亜大 片川 祐大(3年) J.モゲニ(1年)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.15
関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.15
関西スポーツ賞に20㎞競歩世界新・山西利和、800m東京世界陸上出場・久保凛が選出!
第69回関西スポーツ賞の個人部門に、男子20km競歩で世界新記録を樹立した山西利和(愛知製鋼)、東京世界選手権女子800m出場の久保凛(東大阪大敬愛高3)が選出された。 同賞はその年の優秀な成績、関西スポーツ界への貢献度 […]
2025.12.15
なぜ、トップアスリートがOnを選ぶのか? “人気2モデル”の記録更新に向けての『履き分け』とは
スイスのスポーツブランド「On(オン)」。同社は、陸上の男子3000m障害の日本記録保持者で、9月に東京で開催された世界選手権で最後まで優勝争いを演じて8位入賞を果たした三浦龍司(SUBARU)や、学生時代から駅伝やトラ […]
2025.12.15
アンダーアーマーの新作「UA ベロシティ」シリーズ3モデルを同時発売!12月20日より発売開始
アンダーアーマーの日本総代理店である株式会社ドームは12月15日、最新ランニングシリーズ「UA ベロシティ」を12月20日より発売することを発表した。 新モデルは、ランナー一人ひとりの目的やレベルに応じて最適な1足を選べ […]
2025.12.15
女子はバットクレッティが連覇!東京世界陸上ダブルメダルの実力示す 男子はンディクムウェナヨV/欧州クロカン
12月14日、ポルトガル・ラゴアで欧州クロスカントリー選手権が行われ、女子(7470m)はパリ五輪10000m銀メダルのN.バットクレッティ(イタリア)が24分52秒で優勝した。 バットクレッティは現在25歳。今年の東京 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025