2023.06.04
◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)4日目
ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の最終日に女子5000mが行われ、田中希実(New Balance)が15分10秒63で連覇を達成した。
この種目の日本記録(14分52秒84)を持ち、東京五輪・オレゴン世界選手権代表の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は21位。15分55秒98を要した。
「前半、積極的に行けたのは良かったですが、ズルズルと落ちてしまいました」。今季は左アキレス腱を痛め、2月から4月まで練習が積めず。3位以内でブダペスト世界選手権内定だったゴールデンゲームズinのべおかも4位。内定を逃した。
それ以降は脚の痛みはなく「練習は積めている」が、「やっぱり2ヵ月のブランクの差は感じました」。涙をこらえながら笑顔でまっすぐ見つめ「スタートラインに立てたのが一番。走り切れたのは自信になります」。
この後はチームで合宿をして「ここからスピード練習などをして、次は調子を合わせられるようにします」。ここがリスタート。苦しい時を乗り越えた先に、廣中にしかできない積極的な走りで再び世界をアッと驚かすだろう。
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