2023.06.01
メイクスは1日、5月31日付で菊地賢人の競技引退を発表した。
菊地は1990年生まれの32歳。明大時代は箱根駅伝に4年連続で出場するなど活躍し、2013年にコニカミノルタへ入社した。
ルーキーイヤーから全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)のアンカーとして優勝に貢献。ハーフマラソンでは14年の全日本実業団ハーフ(1時間1分17秒/2位)、世界ハーフ(1時間1分23秒/18位)、15年の丸亀ハーフ(1時間0分57秒/7位)、全日本実業団ハーフ(1時間0分32秒=当時日本歴代3位/3位)と出るレースすべてで日本人トップとなり、一時代を築いた。マラソンでは2021年の東京で2時間7分20秒の自己記録をマークしている。
その後は長らくコニカミノルタのキャプテンを務め、2022年3月に退社。同年4月に創立したメイクスの初期メンバーとして活動してきた。
菊地は部を通じて「創設期のチームに関われたことは非常に貴重な経験でした。まずは心身を休めて、いつの日か自分を成長させてくれた陸上界に関わって恩返しをしていきたいです」とコメントし、今後は社業に専念することも発表している。
菊地賢人の引退コメント全文
契約満了に伴い5月末日をもって、競技活動を引退いたしました。 町の陸上大会への出場から22年、ここまで陸上競技を続けてこられたのも、周囲の方々によるサポートや応援してくださる皆様のお声がけによるものだと強く感じています。 昨年メイクス陸上競技部に加入し、創設期のチームに関われたことは非常に貴重な経験でした。 近年は満足に走ることができず、思い描いていた終わり方とはなりませんでしたが、これも人生経験の糧として、今後に還元していければと思います。 まずは心身を休めて、いつの日か自分を成長させてくれた陸上界に関わって恩返しをしていきたいです。 今後についてまずは社業に入り、スキルアップに努めてまいります。 お世話になった皆様、応援してくださった皆様、ここまで長い間、本当にありがとうございました。【選手引退のお知らせ】
2023年5月31日付で下記の者が引退しましたことをお知らせいたします。 引退:菊地 賢人 菊地選手からコメントをいただいております。 詳しくはHPのニュースをご確認ください。https://t.co/5y2y1Ddmd7 — makes陸上競技部 (@makes_sports) June 1, 2023
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.16
2025.11.10
日本テレビ菅谷大介アナウンサーが死去 53歳 箱根駅伝のスタート、フィニッシュ実況も担当
-
2025.11.10
-
2025.11.14
-
2025.11.13
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.16
熊橋弘将が2時間11分45秒で日本勢最高 女子は初マラソンの酒井心希が3位 MGC出場権獲得ならず/神戸マラソン
神戸マラソン2025が11月16日、兵庫・神戸市役所前をスタートし、明石市大蔵海岸付近を折り返して、神戸ハーバーランド(神戸ガス燈通り)をフィニッシュとする42.195kmで行われ、男子はエリシャ・ロティッチ(ケニア)が […]
2025.11.16
國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高1時間1分29秒!「自分ができるところまでアピールを」/上尾ハーフ
第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。國學院大のルーキー・野田顕臣がU20日本最高記録 […]
2025.11.16
駒大・桑田駿介は積極レースで2位 伊勢路出走なく「箱根ではチームの役に立つ走りを」/上尾ハーフ
第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。桑田駿介(駒大)が3秒差の2位に入った。 強い覚 […]
2025.11.16
國學院大・青木瑠郁が1時間0分45秒で競り勝つ! 流れを戻すために「勝てたことが大きかった」/上尾ハーフ
第38回上尾シティハーフマラソンは11月16日、埼玉県上尾市内で行われ、大学生男子の部は青木瑠郁(國學院大)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位タイの好記録で優勝した。 風がなく、気温が上がり切る前にスタートしたレー […]
2025.11.16
【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)70m04=U20歴代5位
11月15日、九州共立大学陸上競技場で第1回九州共立大投てき競技会が行われ、U20規格(6kg)で実施された男子ハンマー投において、アツオビン・アンドリュウ(九州共立大1)が70m04のU20歴代5位の記録をマークした。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025