HOME 国内、海外

2023.05.24

世界陸連が「室内」に代わり「ショートトラック」として新たなカテゴリを創設! 屋内外の200mトラックを合わせて公認へ
世界陸連が「室内」に代わり「ショートトラック」として新たなカテゴリを創設! 屋内外の200mトラックを合わせて公認へ

世界陸連は室内の区分を廃止し、ショートトラックとして新たなカテゴリを設けることを発表した 写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

世界陸連(WA)は5月23日、現行の「室内」競技に代わる「ショートトラック(short track)」を導入予定であることを発表した。従来の屋内競技場だけでなく、屋外に仮設で設置された200mトラックで行われた大会について、「ショートトラック」競技として記録・ランキングを公認することを企図している。

世界陸連はこれまで、屋外と室内は環境の違いから比較できないものとしてパフォーマンスリストが別々に設定されていたが、近年では都市内やショッピングモール内で開催される競技会も増えており、施設の再定義の必要に迫られていたことが背景にある。室内選手権(世界選手権、地域選手権、各国での選手権大会)は存続するが、室内施設がない地域などではショートトラック選手権を開催して主要室内選手権の予選として利用できるようになる見込み。

このルール変更は8月の会議での承認を経て正式に決定し、2023年11月1日から施行される新規則に掲載される予定となっている。

広告の下にコンテンツが続きます
世界陸連(WA)は5月23日、現行の「室内」競技に代わる「ショートトラック(short track)」を導入予定であることを発表した。従来の屋内競技場だけでなく、屋外に仮設で設置された200mトラックで行われた大会について、「ショートトラック」競技として記録・ランキングを公認することを企図している。 世界陸連はこれまで、屋外と室内は環境の違いから比較できないものとしてパフォーマンスリストが別々に設定されていたが、近年では都市内やショッピングモール内で開催される競技会も増えており、施設の再定義の必要に迫られていたことが背景にある。室内選手権(世界選手権、地域選手権、各国での選手権大会)は存続するが、室内施設がない地域などではショートトラック選手権を開催して主要室内選手権の予選として利用できるようになる見込み。 このルール変更は8月の会議での承認を経て正式に決定し、2023年11月1日から施行される新規則に掲載される予定となっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.10

関西が1増4枠! 東海が1減 関東は最大枠で変わらず 来年の全日本大学駅伝地区出場枠決定

日本学連は11月10日、11月2日に行われた第57回全日本大学駅伝の結果を受けて、来年予定する第58回大会の各地区学連の出場枠を発表した。 8つの地区学連にはそれぞれ1つの基本枠が与えられ、残りは大会の成績により、シード […]

NEWS 國學院大・青木瑠郁、駒大・帰山侑大、早大・間瀬田純平らが登録 有力選手多数エントリー/上尾ハーフ

2025.11.10

國學院大・青木瑠郁、駒大・帰山侑大、早大・間瀬田純平らが登録 有力選手多数エントリー/上尾ハーフ

11月10日、上尾シティハーフマラソンの主催者は16日に開催される第38回大会の出場選手を発表した。 同大会は、箱根駅伝に向けての重要なレースとして実施されており、過去には大迫傑が早大時代に1時間1分47秒のジュニア日本 […]

NEWS 来年の全日本大学女子駅伝の出場枠が決定!今年の結果から関東9枠、関西5枠に タイム選考枠は2校

2025.11.10

来年の全日本大学女子駅伝の出場枠が決定!今年の結果から関東9枠、関西5枠に タイム選考枠は2校

日本学生陸上競技連合は、来年の第44回全日本大学女子駅伝の各地区学連出場枠について発表した。 同大会の出場枠は今年10月の第43回大会で上位8位までに入った学校に対して、シード権を付与。次に、9位から17位に入ったチーム […]

NEWS ニューイヤー駅伝 シード制と統一予選会導入へ! 実業団駅伝の活性化目指し2027年から実施

2025.11.10

ニューイヤー駅伝 シード制と統一予選会導入へ! 実業団駅伝の活性化目指し2027年から実施

11月10日、一般社団法人日本実業団陸上競技連合は、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)において、2027年の第71回大会からのシード制導入、および最短で2027年秋から統一予選会の実施を決定したと発表した。 連合で […]

NEWS 日本テレビ菅谷大介アナウンサーが死去 53歳 箱根駅伝のスタート、フィニッシュ実況も担当

2025.11.10

日本テレビ菅谷大介アナウンサーが死去 53歳 箱根駅伝のスタート、フィニッシュ実況も担当

日本テレビは11月10日、菅谷大介アナウンサーが8日に亡くなったことを発表した。53歳。 菅谷アナは千葉県出身。1997年に入社し、ニュースやバラエティ番組に出演。スポーツ中継にも携わり、2002年からは箱根駅伝でも実況 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top