2023.05.21
◇第65回東日本実業団選手権(5月20日~21日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ)
21日、東日本実業団選手権の2日目が行われ、男子200mでは水久保漱至(第一酒造)が20秒43(+0.2)の自己新をマークして優勝を飾った。
水久保は城西大出身の社会人3年目。学生時代には20年の日本インカレで100m、200mの2冠を達成している。昨年は栃木国体成年男子100mで4位に入り、地元・栃木に貢献。200mでは10月に20秒61と自己記録を更新していた。
この日は予選を21秒18(-0.1)で1着通過。決勝では1つアウトレーンに入った100m日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)を追いかけながら、中盤から独走状態に持ち込み、2位の山路康太郎(Cynet)に0.22秒差をつけて優勝を果たした。後半落ち込んだ山縣は20秒97で4位だった。
男子走幅跳では山浦渓斗(勝浦ゴルフ倶楽部)が7m79(+0.2)で快勝。男子400mハードルでは東京五輪代表の山内大夢(東邦銀行)が50秒23で優勝を飾り、投てきでは砲丸投の村上輝(日本体育施設)、ハンマー投の柏村亮太(ヤマダホールディングス)と昨年の日本選手権者がそれぞれ17m19、 70m19で貫禄を見せている。
長距離はタイムレースで行われた男子5000mで村山紘太(GMOインターネットグループ)が13分46秒66で日本人最高の3位に入賞。優勝はM.ムイル(JR東日本)の13分38秒07だった。
女子は走幅跳で山本渚(長谷川体育施設)が自己記録に迫る6m30(+0.6)で圧勝。400mハードルでも宇都宮絵莉(長谷川体育施設)が58秒03で優勝している。5000mはE.ムソニ(ニトリ)が15分22秒51で優勝。日本人トップの5位には15分46秒87の鈴木優花(第一生命グループ)が入った。
【動画】水久保が自己新で優勝した男子200m
4レーンが水久保、5レーンが山縣RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.12.12
-
2024.12.12
-
2024.12.11
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.12
日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇
日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]
2024.12.12
世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に
12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]
2024.12.12
月刊陸上競技2025年1月号
Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会