HOME 国内

2023.05.20

19年世界陸上王者の鈴木雄介が3年2ヵ月ぶりのレース 5000m競歩で19分16秒55/東日本実業団
19年世界陸上王者の鈴木雄介が3年2ヵ月ぶりのレース 5000m競歩で19分16秒55/東日本実業団

鈴木雄介(富士通)

◇第65回東日本実業団選手権(5月20日~21日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

初日に行われた男子5000m競歩に、2019年ドーハ世界選手権50km競歩の金メダリスト・鈴木雄介(富士通)が出場。19分16秒55で2位だった。

酷暑のドーハで世界を制した後、慢性的な疲労があった鈴木。2020年3月の全日本競歩能美大会20km(1時間18分36秒で3位)には出場したものの、コンディションは整わず、内定していた21年東京五輪代表や、前回王者としてワイルドカードで出場可能だった昨年のオレゴン世界選手権(35km競歩)代表を辞退した。

広告の下にコンテンツが続きます

その後は試合に出ず、時間をかけてじっくりと体調を整え、3年2ヵ月ぶりのレースに復帰。序盤は先頭に立つなど、存在感を発揮した。優勝した18分47秒72で優勝した濱西諒(サンベルクス)から後れたものの、2位でフィニッシュした。

世界選手権Vや、15年に20kmの世界新記録(1時間16分36秒)を打ち立てるなどさまざまな実績を持つ35歳。世界トップクラスの日本男子競歩界で、これからどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。

◇第65回東日本実業団選手権(5月20日~21日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ) 初日に行われた男子5000m競歩に、2019年ドーハ世界選手権50km競歩の金メダリスト・鈴木雄介(富士通)が出場。19分16秒55で2位だった。 酷暑のドーハで世界を制した後、慢性的な疲労があった鈴木。2020年3月の全日本競歩能美大会20km(1時間18分36秒で3位)には出場したものの、コンディションは整わず、内定していた21年東京五輪代表や、前回王者としてワイルドカードで出場可能だった昨年のオレゴン世界選手権(35km競歩)代表を辞退した。 その後は試合に出ず、時間をかけてじっくりと体調を整え、3年2ヵ月ぶりのレースに復帰。序盤は先頭に立つなど、存在感を発揮した。優勝した18分47秒72で優勝した濱西諒(サンベルクス)から後れたものの、2位でフィニッシュした。 世界選手権Vや、15年に20kmの世界新記録(1時間16分36秒)を打ち立てるなどさまざまな実績を持つ35歳。世界トップクラスの日本男子競歩界で、これからどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]

NEWS 2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

2025.12.08

2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]

NEWS 女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

NEWS 全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

2025.12.08

全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]

NEWS 3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

2025.12.08

3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top