◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)2日目
関東インカレ2日目に行われた女子100mは、田路遥香(中大)が強い追い風ながら11秒41(+3.3)という好記録をマークして優勝した。中大勢の100m優勝は清水めぐみ以来、17年ぶりとなる。
スタートからポンッと抜け出す。「監督からスタートで出られたら勝てる、と言われていたので、そこだけ意識しました」。その後は風に乗ってグングンと加速していく。フィニッシュ後、優勝を確信すると感極まった。
「いつも決勝にはいるけど勝てなくて、ずっと勝負に弱かったんです」
中学時代からその能力は注目を集める存在だった。中大附中時代には2年で全中100m8位、3年時には100mと200mで2位に入っている。しかし、高校時代もあと一歩タイトルが取れず。3年時にはケガも重なった。
大学1年目は日本インカレ100m7位、200m5位。2、3年時にも100m7位と3年連続入賞しているが、ここでも勝ち切れていない。
「大学ラストシーズンで、中村(哲郎)監督のもとでやるのも最後。勝ちたいという思いが強かったです」
この冬はウエイトトレーニングなどで臀部や腰回りを強化。腰が反る課題や、脚が流れる走りが改善された。今年は4月に100m11秒63の自己新と結果に表れている。
今年の目標は「日本選手権や日本インカレで勝負して、勝てるようになりたいです」。競技は大学までと決め、就職活動もしている。ようやく開花しつつある強さが惜しくもあるが、競技生活区切りのシーズンをしっかり走り抜く。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.04.27
走高跳・原口颯太が3連覇! ケガで状態合わず「来年に向けて積み重ねていく」/日本学生個人
2026.04.24
吉岡大翔が10000m2位 苦しんだ3年間「自分なりの陸上が確立できている」/日本IC
-
2026.04.22
-
2026.04.25
-
2026.04.21
-
2026.04.25
2026.03.31
日本郵政グループに名城大のエース・米澤奈々香と1万m高校歴代2位の吉田彩心が入社
-
2026.03.31
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.04.27
走高跳・原口颯太が3連覇! ケガで状態合わず「来年に向けて積み重ねていく」/日本学生個人
◇日本学生個人選手権(4月24日~26日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)3日目 日本学生個人選手権が行われ、男子走高跳は原口颯太(順大)が2m19で3連覇を果たした。 広告の下にコンテンツが続きます 満足のいく状態で […]
2026.04.27
マラソン2時間切りのサウェ「忘れられない日になる」 コーチは「1時間59分切りも可能」と自信/ロンドンマラソン
ついに、その時が訪れた。 4月26日に英国で開催されたロンドンマラソンで、セバスチャン・サウェ(ケニア)が1時間59分30秒でフィニッシュし、公認レースでは人類初となる“マラソン2時間切り”の偉業を達成した。 広告の下に […]
2026.04.26
田中希実が1500m4分15秒67の5位 米国で本格シーズンイン5月は10000mにもエントリー
女子1500m・5000m日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機)が4月25日、米国・フィラデルフィアで行われたペンリレーの1500mに出場し、4分15秒67の5位だった。 田中は2月に豪州で1500mを4分06秒39を […]
2026.04.26
サウェが人類初の2時間切り!2位のケジャルチャも「サブ2」歴史的レースに/ロンドンマラソン
ロンドンマラソンが4月26日に英国で行われ、男子はセバスチャン・サウェ(ケニア)が人類初の2時間切りとなる1時間59分30秒で優勝した。 サウェは31歳で、23年世界ロードランニング選手権ハーフマラソンで金メダルを獲得し […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか