HOME 国内

2023.05.05

廣中璃梨佳 1万m即内定ならず「世界の選手と戦うという強い気持ちを」冬のアキレス腱痛が響く/GGのべおか
廣中璃梨佳 1万m即内定ならず「世界の選手と戦うという強い気持ちを」冬のアキレス腱痛が響く/GGのべおか

廣中璃梨佳

◇第34回ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県延岡市・西階陸上競技場)

日本グランプリシリーズG3のゴールデンゲームズinのべおかが行われ、ブダペスト世界選手権代表選考会となる女子10000mに出場した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は32分11秒15で4位となった。

広告の下にコンテンツが続きます

参加標準記録を切っていたため3位以内でブダペスト世界選手権代表に内定できる状況だった廣中。しかし、2月に左アキレス腱を痛めた影響もあり「不安もあんるなかで」スタートラインに立った。

「前半は挑戦する気持ちでいきましたが、後半が課題でした」。2月から4がつまで左アキレス腱を痛めたことが影響し、「調整期間が短く不安もありました」と本音を明かす。

最後は涙をこらえ、「ダメダメな調子で、ここに来るのもなかなか難しい状態でした。たくさんの方々に応援してくださって、最後まで走り切れたのがなにより一番です」と話した廣中。

自身よりも上位フィニッシュの選手たちが7月末までに参加標準記録を破れなければ代表になる可能性は残されている。次戦に控える5000mを含め、「世界の選手と戦うんだという強い気持ちを持って、コンディショニングを一から見直したい」と語った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第34回ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県延岡市・西階陸上競技場) 日本グランプリシリーズG3のゴールデンゲームズinのべおかが行われ、ブダペスト世界選手権代表選考会となる女子10000mに出場した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は32分11秒15で4位となった。 参加標準記録を切っていたため3位以内でブダペスト世界選手権代表に内定できる状況だった廣中。しかし、2月に左アキレス腱を痛めた影響もあり「不安もあんるなかで」スタートラインに立った。 「前半は挑戦する気持ちでいきましたが、後半が課題でした」。2月から4がつまで左アキレス腱を痛めたことが影響し、「調整期間が短く不安もありました」と本音を明かす。 最後は涙をこらえ、「ダメダメな調子で、ここに来るのもなかなか難しい状態でした。たくさんの方々に応援してくださって、最後まで走り切れたのがなにより一番です」と話した廣中。 自身よりも上位フィニッシュの選手たちが7月末までに参加標準記録を破れなければ代表になる可能性は残されている。次戦に控える5000mを含め、「世界の選手と戦うんだという強い気持ちを持って、コンディショニングを一から見直したい」と語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.29

織田記念 男子100mに多田修平や山縣亮太が参戦 110mH村竹ラシッドと高山峻野が激突 女子100mHが激戦か

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/広島広域公園陸上競技場) 日本グランプリシリーズグレード1の第58回織田幹雄記念国際大会は4月29日、広島市の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われる。1928 […]

NEWS 七種競技のヘンプヒル恵は5688点で13位 十種の丸山優真は5位につけるも途中棄権/マルチスターズ

2024.04.29

七種競技のヘンプヒル恵は5688点で13位 十種の丸山優真は5位につけるも途中棄権/マルチスターズ

世界陸連混成ツアー・ゴールドのマルチスターズが4月27日、28日の2日間、イタリア・ブレシアで行われ、女子七種競技に出場したヘンプヒル恵(アトレ)は5688点で13位だった。また、男子十種競技に出場していた丸山優真(住友 […]

NEWS 日本勢は金メダル8個獲得 中長距離で5種目制覇 記録では渕上翔太400mH49秒97、中谷魁聖が走高跳2m19をマーク/U20アジア選手権

2024.04.28

日本勢は金メダル8個獲得 中長距離で5種目制覇 記録では渕上翔太400mH49秒97、中谷魁聖が走高跳2m19をマーク/U20アジア選手権

◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ) 4日間の大会が終了し、男女合わせて29名が出場した日本勢は金メダル8個を含む21のメダルを獲得。昨年6月に韓国で行われた前回大会(金14個、メダル総数で […]

NEWS バレガ5000m12分55秒68の大会新V 前週世界新のデュプランティスは6m00 3000m障害のチェプコエチも2連勝/DL蘇州

2024.04.28

バレガ5000m12分55秒68の大会新V 前週世界新のデュプランティスは6m00 3000m障害のチェプコエチも2連勝/DL蘇州

中国・蘇州で4月27日、ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦が開催され、男子5000mでは東京五輪10000m金メダルのS.バレガ(エチオピア)が12分55秒68の大会新で優勝した。 バレガは現在24歳。18年にこの種目で1 […]

NEWS 織田記念スタートリスト発表 男子100m坂井隆一郎は最終エントリーせず 山縣亮太や多田修平、東田旺洋が出場へ

2024.04.28

織田記念スタートリスト発表 男子100m坂井隆一郎は最終エントリーせず 山縣亮太や多田修平、東田旺洋が出場へ

第58回織田幹雄記念国際大会(4月29日/広島広域公園陸上競技場)のスタートリストが4月28日、発表された。 GP(グランプリ)男子100m予選1組は、4レーンに多田修平(住友電工)。2組には4レーンにデーデー・ブルーノ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top