2023.05.05
◇第34回ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県延岡市・西階陸上競技場)
日本グランプリシリーズG3のゴールデンゲームズinのべおかが行われ、ブダペスト世界選手権代表選考会となる男子10000mは塩尻和也(富士通)が自己記録(27分45秒18)に迫る27分46秒82で優勝した。
27分50秒設定「ペースメーカーが外れるまでは様子を見て、ラスト4周あたりで後ろがきつそうだったのでペースを上げました」。中盤は1周67秒前後で「思ったより余裕があった」が、ペースメーカーが外れてから64、65秒に上がり、「対応できなかった」と振り返る。
今季は好調で、2月の日本選手権クロカンでも優勝。金栗記念5000mでも13分26秒03 で4位となり、「不調だった昨年と違うのはシーズンの入りがよかったから」と言う。
このあと、有効期間となる7月30日までにブダペスト世界選手権の参加標準記録(27分10秒00)を出せば内定となるが、「まだ遠い記録」と冷静だ。
世界選手権は頭に入れつつも、アジア選手権などを見据え「トラックをこなしていく中で上のステージでやっていきたい」と語った。
駒大卒の田澤廉はこれがトヨタ自動車に所属して初戦。「湿度が苦手」というようにコンディションに苦しむ。それでも残り8000mで一度は前に出るなど見せ場を作る。9000m手前で塩尻が前に出たのに反応したが、ラスト1周のスパートで突き放された。
今大会よりも世界選手権の参加標準記録を狙うために5月20日の英国でのレースに出場を予定。「できれば1番を取ってスッキリ行きたかったですが、疲労を残さないレースができた」と次つながる1本になった。
昨年のオレゴン世界選手権では勝負ができなかったため「リベンジじゃないですが、出ただけじゃなく勝負がしたい。最後まであきらめません」と、貪欲に記録を狙って世界へと挑戦するつもりでいる。
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