HOME 国内、大学

2023.05.03

400mH川村優佳58秒12で制す 2連続自己新「ラストに手応え」最後の関東インカレに臨む/静岡国際
400mH川村優佳58秒12で制す 2連続自己新「ラストに手応え」最後の関東インカレに臨む/静岡国際

自己新で23年静岡国際女子400mHに優勝した川村優佳

◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)

日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、400mハードルは川村優佳(早大)が優勝した。

3組によるタイムレース決勝。川村は2組に入った。「逆脚のハードリングの際に接地で『置きにいってしまう』ところをしっかり走りにつなげたかった。まだ無意識化ができていません」と振り返るが、スムーズに加速に乗って58秒12をマーク。全体トップで優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

これで日本学生個人選手権(58秒18)に続いて2試合連続で自己ベスト。しかし、後半でかわされるレースも続いていたことから「前半を少し抑えて後半勝負がテーマでした。ラストは手応えがありました」と笑顔を見せる。

一昨年の日本インカレチャンピオン。学生ラストシーズンは女子主将も務めている。「競技は4年間で終わりと決めていました」。すでに就職活動もしているという。

まずは、最後の関東インカレが控える。「同期の清水羽菜もケガから戻ってきて一緒に出られるのがうれしい。主将として58秒の壁を越えて57秒台で優勝したいです」。日本選手権でも頂点を狙う。

臙脂を背負うラストシーズン。競技人生に懸けてきた思いを込めて走り抜ける。

◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、400mハードルは川村優佳(早大)が優勝した。 3組によるタイムレース決勝。川村は2組に入った。「逆脚のハードリングの際に接地で『置きにいってしまう』ところをしっかり走りにつなげたかった。まだ無意識化ができていません」と振り返るが、スムーズに加速に乗って58秒12をマーク。全体トップで優勝を飾った。 これで日本学生個人選手権(58秒18)に続いて2試合連続で自己ベスト。しかし、後半でかわされるレースも続いていたことから「前半を少し抑えて後半勝負がテーマでした。ラストは手応えがありました」と笑顔を見せる。 一昨年の日本インカレチャンピオン。学生ラストシーズンは女子主将も務めている。「競技は4年間で終わりと決めていました」。すでに就職活動もしているという。 まずは、最後の関東インカレが控える。「同期の清水羽菜もケガから戻ってきて一緒に出られるのがうれしい。主将として58秒の壁を越えて57秒台で優勝したいです」。日本選手権でも頂点を狙う。 臙脂を背負うラストシーズン。競技人生に懸けてきた思いを込めて走り抜ける。

【動画】自己新で優勝を飾った川村優佳のレースをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

編集部コラム「柔らかい顔に」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

2025.11.21

「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]

NEWS 都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

2025.11.21

都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

全国高校駅伝(12月21日/京都)の地区代表を懸けた地区高校駅伝が明日11月22日に関東(北関東、南関東/埼玉・熊谷スポーツ文化公園)で、あさって23日には東海(三重・三重高前発着コース)で行われる。これで、地区高校駅伝 […]

NEWS 「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

日本陸連は11月21日、第46回世界クロスカントリー選手権(来年1月10日/米国・タラハシー)のシニア日本代表12名を発表した。 シニア男女各6名ずつ。男子10kmは7月の日本選手権5000m覇者の井川龍人(旭化成)が2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top