HOME 国内、高校

2023.05.03

高2の小針陽葉が地元で躍動!200mで高校歴代3位の23秒52!!「県記録更新したい」/静岡国際
高2の小針陽葉が地元で躍動!200mで高校歴代3位の23秒52!!「県記録更新したい」/静岡国際

23年静岡国際女子200mでシニア選手相手に好走した小針陽葉

◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)

日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、女子200mは東京五輪4×100mリレー代表の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が日本人トップの2位に入った。

大きなインパクトを与えたのが、地元・静岡の高校2年生、小針陽葉(富士市立高)だった。予選でリレー・デイ(豪州)、鶴田(23秒37)に次ぐ、23秒52(+0.3)の3着。会場から大きな拍手が沸く。この記録は、齋藤愛美(23秒45)、中村宝子(23秒48)に次ぐ高校歴代3位の快走だった。

広告の下にコンテンツが続きます

決勝でも堂々の走りで23秒85(-0.4)の日本人2番手の4位。「すごく大きな大会で自己ベストが出せてうれしいです。自分の走りができましたが、決勝は後半がバラバラになってしまって悔しいです」。

100m11秒65、走幅跳でも6m19のベストを持つ期待の逸材。「次は自分の走りをして、200mは県記録を更新したいです」。その記録とは、静岡のレジェンド、当時の高校記録だった中村宝子のもの。

地元で躍動した小針。今季のインターハイ路線も大きな注目を集めそうだ。

同じく高校生では山形愛羽(熊本中央高3)が予選で23秒57(+2.6)の快走を見せている。

◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、女子200mは東京五輪4×100mリレー代表の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が日本人トップの2位に入った。 大きなインパクトを与えたのが、地元・静岡の高校2年生、小針陽葉(富士市立高)だった。予選でリレー・デイ(豪州)、鶴田(23秒37)に次ぐ、23秒52(+0.3)の3着。会場から大きな拍手が沸く。この記録は、齋藤愛美(23秒45)、中村宝子(23秒48)に次ぐ高校歴代3位の快走だった。 決勝でも堂々の走りで23秒85(-0.4)の日本人2番手の4位。「すごく大きな大会で自己ベストが出せてうれしいです。自分の走りができましたが、決勝は後半がバラバラになってしまって悔しいです」。 100m11秒65、走幅跳でも6m19のベストを持つ期待の逸材。「次は自分の走りをして、200mは県記録を更新したいです」。その記録とは、静岡のレジェンド、当時の高校記録だった中村宝子のもの。 地元で躍動した小針。今季のインターハイ路線も大きな注目を集めそうだ。 同じく高校生では山形愛羽(熊本中央高3)が予選で23秒57(+2.6)の快走を見せている。

【動画】女子200m予選で高校歴代3位の23秒52をマークした小針

小針は9レーン

女子200m高校歴代10傑をチェック!

23.45 0.9 齋藤 愛美(倉敷中央2岡山)   2016.10.23 23.48 0.6 中村 宝子(浜松西3静岡)    2006. 8. 5 23.52 0.3 小針 陽葉(富士市立2静岡)    2023. 5. 3 23.61 1.2 青野 朱李(山形中央3山形)   2018. 5.26 23.65 1.4 神保 祐希(金沢二水3石川)   2013. 6.16 23.67 1.3 石堂 陽奈(立命館慶祥2北海道) 2019. 8. 7 23.67 -0.2 税田ジェニファー璃美(城西2東京)2022. 5. 3 23.71 0.6 髙橋萌木子(埼玉栄3埼玉)    2006. 8. 5 23.76 0.0 鈴木 智実(市邨学園3愛知)   1997.10. 5 23.76 1.3 髙島 咲季(相洋3神奈川)    2019. 8. 7

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら/元旦競歩

東京陸協は26年1月1日に開催される第74回元旦競歩(兼東京選手権競歩)のエントリー選手を発表した。 男子20kmには、9月の東京世界選手権35kmで銅メダルに輝いた勝木隼人(自衛隊体育学校)がエントリー。23年ワールド […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 失意から復活、トラックで勢い 前回の箱根駅伝予選会で総合14位に終わ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 全日本では4人抜きの力走 3年ぶりに11月の全日本大学駅伝に戻ってき […]

NEWS 箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 主要区間の経験者残る 前回6位の城西大がチーム最高成績の3位以内を目 […]

NEWS 予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

2025.12.19

予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

男子第76回全国高校駅伝(12月21日/京都・7区間42.195km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 男子レー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top