◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)
日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、女子200mは東京五輪4×100mリレー代表の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が日本人トップの2位に入った。
大きなインパクトを与えたのが、地元・静岡の高校2年生、小針陽葉(富士市立高)だった。予選でリレー・デイ(豪州)、鶴田(23秒37)に次ぐ、23秒52(+0.3)の3着。会場から大きな拍手が沸く。この記録は、齋藤愛美(23秒45)、中村宝子(23秒48)に次ぐ高校歴代3位の快走だった。
決勝でも堂々の走りで23秒85(-0.4)の日本人2番手の4位。「すごく大きな大会で自己ベストが出せてうれしいです。自分の走りができましたが、決勝は後半がバラバラになってしまって悔しいです」。
100m11秒65、走幅跳でも6m19のベストを持つ期待の逸材。「次は自分の走りをして、200mは県記録を更新したいです」。その記録とは、静岡のレジェンド、当時の高校記録だった中村宝子のもの。
地元で躍動した小針。今季のインターハイ路線も大きな注目を集めそうだ。
同じく高校生では山形愛羽(熊本中央高3)が予選で23秒57(+2.6)の快走を見せている。
【動画】女子200m予選で高校歴代3位の23秒52をマークした小針
小針は9レーン女子200m高校歴代10傑をチェック!
23.45 0.9 齋藤 愛美(倉敷中央2岡山) 2016.10.23 23.48 0.6 中村 宝子(浜松西3静岡) 2006. 8. 5 23.52 0.3 小針 陽葉(富士市立2静岡) 2023. 5. 3 23.61 1.2 青野 朱李(山形中央3山形) 2018. 5.26 23.65 1.4 神保 祐希(金沢二水3石川) 2013. 6.16 23.67 1.3 石堂 陽奈(立命館慶祥2北海道) 2019. 8. 7 23.67 -0.2 税田ジェニファー璃美(城西2東京)2022. 5. 3 23.71 0.6 髙橋萌木子(埼玉栄3埼玉) 2006. 8. 5 23.76 0.0 鈴木 智実(市邨学園3愛知) 1997.10. 5 23.76 1.3 髙島 咲季(相洋3神奈川) 2019. 8. 7
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.04.19
和田遼がDL廈門・男子100mに出場決定! オレゴン金のカーリー、先輩の桐生祥秀らと対決
-
2024.04.19
-
2024.04.19
-
2024.04.19
-
2024.04.19
2024.04.17
パリ五輪の公式スポーツウエアが公開!赤を基調にパリの日の出イメージ 環境への配慮も
-
2024.04.18
-
2024.04.15
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.03.28
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.20
日テレジータスで関東インカレ最終日を独占放送 男子ハーフや4×400mリレーなど9時間45分生中継
日本テレビは、CS放送の「日テレジータス」で今年も関東インカレのハーフマラソンやトラック種目の独占生中継をはじめ、最終日(5月12日)の決勝競技を9時間45分にわたり生放送することを発表した。 今年で第103回大会を迎え […]
2024.04.19
和田遼がDL廈門・男子100mに出場決定! オレゴン金のカーリー、先輩の桐生祥秀らと対決
4月19日、ダイヤモンドリーグ(DL)の主催者は20日に行われる第1戦廈門大会のスタートリストを発表し、男子100mに和田遼(ミキハウス)が新たにエントリーされたことが明らかとなった。 和田は東洋大卒の23歳。京都・洛南 […]
2024.04.19
北京ハーフマラソンで優勝した何傑を含む上位4人の成績を取り消し アフリカ選手がフィニッシュ前に順位譲り国際的な問題に
4月19日、北京ハーフマラソン組織委員会は、14日のレースで優勝した何傑(中国)を含む、上位4人の成績を取り消すことを発表した。 このレースでは何が1時間3分44秒で優勝を飾ったが、フィニッシュ寸前で先導していたケニアの […]
2024.04.19
編集部コラム「新年度スタート」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り […]
2024.04.19
十種競技・右代啓祐が7164点 06年から続く7000点超えを“19年連続”に伸ばす/マウントサックリレー
4月17日、18日の両日、米国カリフォルニア州ウォルナットで第64回マウントサックリレーの1日目、2日目が行われ、男子十種競技に出場した右代啓祐(国士舘クラブ)が7164点で14位に入った。 8308点の日本記録を持つ右 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!