2023.05.03
◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)
日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、男子400mは佐藤拳太郎(富士通)が45秒31で優勝した。
3組によるタイムレース決勝だった400m。2組に入った佐藤拳太郎(富士通)が圧巻の走りを見せた。「しっかり最初から攻めて、後半粘る。その通りの走りができました」。
持ち味のスピードを生かして駆け抜ける。2015年に出した45秒58以来、実に8年ぶりに自己記録更新。「冬のトレーニングの成果から、今年は自己ベストは出るだろうと思っていました」。
今年で29歳になる佐藤。城西大時代にブレイクを果たし、15、17、19年の世界選手権に出場し、2016年リオ五輪でも4×400mリレー代表に選出されるなどロングスプリントを牽引してきた。
しかし、ケガなどもあって1年ごとに好不調を繰り返し、「年齢も年齢なのでもう無理かもと思ったこともありました」。ただ、出場できなかった昨年のオレゴン世界選手権では、ともに戦ってきた仲間たちが4×400mリレーでアジア記録を樹立して4位に入った。うれしさとともに、自分がそこにいられなかった悔しさがあふれた。
「もう一回やろう。世界のファイナルで戦いたい」。リレーでも、個人でも、それを達成するためには、やはり長く止まっている日本記録の更新、44秒台は必須となる。頼もしいベテランの復活劇は、日本ロングスプリントをさらなる活況へと導きそうだ。
【動画】8年ぶりの自己新!佐藤拳太郎の400mのレースをチェック
男子400m日本歴代10傑
44.78 高野 進(東海大教) 1991. 6.16 45.03 山村 貴彦(日大3) 2000. 9. 9 45.05 小坂田 淳(大阪ガス) 2000. 9.9 45.13 ウォルシュ・ジュリアン(富士通) 2019.10. 2 45.16 金丸 祐三(法大4) 2009. 5. 9 45.18 山口 有希(東海大2) 2003.10.29 45.31 佐藤拳太郎(富士通) 2023. 5. 3 45.33 簡 優好(富士通) 1998. 5. 9 45.40 佐藤 風雅(那須環境技術センター) 2022. 5. 8 45.44 森田 真治(同大4) 1999. 5.13 45.44 藤原 武(ユメオミライ) 2016. 5. 7RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.08.20
【男子ハンマー投】野村航平(西京高)68m18=高2最高記録、高校歴代8位
2026.08.20
やり投・小南拓人が現役引退 21年東京五輪代表 肩の故障に苦しむ「これからも全力疾走」
-
2026.08.20
-
2026.08.20
-
2026.08.19
-
2026.08.19
-
2026.08.19
-
2026.08.14
-
2026.08.17
-
2026.08.05
-
2026.08.09
Latest articles 最新の記事
2026.08.20
【男子ハンマー投】野村航平(西京高)68m18=高2最高記録、高校歴代8位
第59回京都府高校ユース対校選手権が8月20日、京都市のたけびしスタジアム京都で開幕し、男子2年ハンマー投で野村航平(西京)が高2最高記録、高校歴代8位の68m18を放って優勝した。 これまでの高2最高はアツオビン・アン […]
2026.08.20
「最後の3000m」王者は三原伍騎!8分36秒11で制す「陸上始めて1年で全国1位を取ってやろう」を実現/山口全中
◇第53回全日本中学校選手権(8月20日~23日/山口・維新みらいふスタジアム)1日目 中学日本一を懸けた山口全中の1日目が行われ、男子3000mは三原伍騎(筑紫丘3福岡)が8分36秒11で優勝した。 広告の下にコンテン […]
2026.08.20
やり投・小南拓人が現役引退 21年東京五輪代表 肩の故障に苦しむ「これからも全力疾走」
染めQは8月20日、男子やり投の小南拓人の現役引退を発表した。 小南は1995年生まれの31歳。北海道出身で中学まで野球部で強肩が武器だったが、視野が狭くなる「網膜色素変性症」を発症して野球の道を断念し、札幌一高でやり投 […]
2026.08.20
ニューイヤー駅伝 27年度以降の枠組みが決定!全日本は30チーム出場、10位までがシード獲得 予選は「2ラウンド制」に
日本実業団連合は8月20日、27年度全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の全体的な枠組みが発表された。 すでに27年度から統一予選会(愛知県田原市で秋開催予定)の実施が決定しているが、ニューイヤー駅伝全体の流れが、「 […]
Latest Issue
最新号
2026年9月号 (8月17日発売)
滋賀IH総特集
山口全中展望
アジア大会代表Close up