HOME 海外

2023.04.30

19歳テボゴが200mで19秒87の今季世界最高! 100mはオマニャラが9秒78w 400mサムコンガは43秒台突入/WAコンチネンタルツアー
19歳テボゴが200mで19秒87の今季世界最高! 100mはオマニャラが9秒78w 400mサムコンガは43秒台突入/WAコンチネンタルツアー

2022年U20世界選手権男子100mで優勝しているL.テボゴ(ボツワナ) 写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

29日、ボツワナの首都ハボローネで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドの「ボツワナ・ゴールデングランプリ」が行われ、男子200mでL.テボゴ(ボツワナ)が19秒87(-0.3)の自己新で優勝を飾った。

21年、22年のU20世界選手権100mで連覇を果たしたテボゴはスプリント界の新星として期待される19歳。この日は100mで9秒91(+2.3)で2位に入ると、わずか1時間後の200mでは序盤こそ世界大会入賞常連のA.ブラウン(カナダ)にリードを許したが、直線で突き抜けて地元の声援に応えた。優勝タイムは今季世界最高で、これまでの自己記録を0.09秒塗り替えた。

広告の下にコンテンツが続きます

100mでテボゴに先着し、9秒78(+2.3)で優勝したのはF.オマニャラ(ケニア)だった。9秒77の自己記録を持つオマニャラはスタートからライバルを圧倒。50m付近で横を振り向き、隣のレーンを走るテボゴを確認するとレース途中から笑顔を見せる余裕の走りで快勝した。

男子400mでは昨年のアフリカ選手権王者のM.サムコンガ(ザンビア)が、五輪3大会連続メダリストのK.ジェームス(グレナダ)に1秒近い差をつける43秒91で圧勝。これまでのベスト44秒66から一気に記録を縮めている。

また、男子走幅跳ではM.デンディ(米国)が8m34(-0.1)で快勝。女子400mは昨年の世界選手権800m銅メダルのM.モラー(ケニア)がただ一人50秒台となる50秒44で貫禄を示した。

29日、ボツワナの首都ハボローネで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドの「ボツワナ・ゴールデングランプリ」が行われ、男子200mでL.テボゴ(ボツワナ)が19秒87(-0.3)の自己新で優勝を飾った。 21年、22年のU20世界選手権100mで連覇を果たしたテボゴはスプリント界の新星として期待される19歳。この日は100mで9秒91(+2.3)で2位に入ると、わずか1時間後の200mでは序盤こそ世界大会入賞常連のA.ブラウン(カナダ)にリードを許したが、直線で突き抜けて地元の声援に応えた。優勝タイムは今季世界最高で、これまでの自己記録を0.09秒塗り替えた。 100mでテボゴに先着し、9秒78(+2.3)で優勝したのはF.オマニャラ(ケニア)だった。9秒77の自己記録を持つオマニャラはスタートからライバルを圧倒。50m付近で横を振り向き、隣のレーンを走るテボゴを確認するとレース途中から笑顔を見せる余裕の走りで快勝した。 男子400mでは昨年のアフリカ選手権王者のM.サムコンガ(ザンビア)が、五輪3大会連続メダリストのK.ジェームス(グレナダ)に1秒近い差をつける43秒91で圧勝。これまでのベスト44秒66から一気に記録を縮めている。 また、男子走幅跳ではM.デンディ(米国)が8m34(-0.1)で快勝。女子400mは昨年の世界選手権800m銅メダルのM.モラー(ケニア)がただ一人50秒台となる50秒44で貫禄を示した。

【動画】男子200mに19秒87で快勝したテボゴの走りをチェック

【動画】レース途中から笑顔で走りながら100mに快勝したオマニャラ

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.30

【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

2025.06.30

【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

2025.06.30

日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

日本陸連の新会長に就任した有森裕子会長と、同前会長で東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長が6月30日に東京都庁を訪問し、小池百合子都知事と面会した。 冒頭で小池都知事は、有森氏が女性初の会長に就任したことに際し祝福し、「 […]

NEWS 64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

2025.06.30

64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める

6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]

NEWS 100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

2025.06.30

100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権

東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top