2023.04.23
オレゴン世界選手権男子100m7位入賞のサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が、4月22日にルイジアナ州立大で行われた「2023 LSU Alumni Gold」の男子100mで今季初戦を迎え、10秒13(+2.3)をマークした。
昨年8月30日のスイス・ルツェルンでの100m(10秒27)以来となるレースに臨んだサニブラウン。追い風参考ながら9秒97を出したゴッドソン・オーヘンブルーム、10秒06のダマーカス・フレミングのルイジアナ州立大勢に続く3着ながら、まずまずのタイムにまとめた。
昨年の初戦は3月20日(10秒15)だったが、2023年の始動は約1ヵ月遅れとなった。今夏のブダペスト世界選手権がオレゴンよりも1ヵ月遅い8月中旬開催のため、それに合わせるかたちだ。
昨年はシーズンを通してケガなくこなし、そのまま冬季練習も順調に消化。手応えを得て臨む今季に向けて、100mで世界選手権日本人初のファイナリストとなったオレゴンよりも、「ブダペスト世界選手権ではより良いコンディションで臨みたい」と語っていた。
「1レースに出て状態と課題を確認し、トレーニングに落とし込んでいく」とも話しており、世界選手権での再びのファイナル進出、さらなる上位へ向けて準備を重ねていく。
参加標準記録10秒00を突破すれば、その時点で5大会連続の代表に内定する立場。さらに、今季は本来得意の200mにも意欲を示している。
世界における立ち位置を確固たるものとするべく、2023年の第一歩を踏み出した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.01
坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP
-
2025.05.01
-
2025.05.01
-
2025.05.01
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.01
KIPRUNが環境に優しい新たなシューズを発表 接着剤不使用の「KIPX」はリサイクル可能な次世代アイテム
KIPRUNは4月上旬、フランス・パリで発表会を行い、新たなブランドロゴを発表するとともに、今後日本国内でも発売を予定している新モデルシューズを発表した。 競歩世界チャンピオンも愛用したシューズ 2021年にブランド初の […]
2025.05.01
セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら
日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第10弾としてトラック種目の海外選手を発表した。 男子100mには昨年のパリ五輪男子4×100mリレーで金メダルのジェロー […]
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)