家電量販店を展開する株式会社ノジマが「業務と陸上競技活動の両立を支援」を目的に、第一期メンバーとして陸上選手3人が新卒採用として2023年4月に入社する。
第一期メンバーは、男子短距離の森周志(中大)、児玉悠作(法大)、女子七種競技の梶木菜々香(中大)の3人となる。
森は北海道栄高時代にインターハイ400mを2冠した。長くケガなどに苦しんだが、大学ラストイヤーだった昨年は5年ぶり自己新となる46秒61をマークした。関東インカレでも3位と存在感を示した。
児玉は長野高から法大へ。400mと400mハードルを得意とし高校時代はインターハイこそ進めなかったが2年時に400mハードルで52秒台を出した。大学3年時には50秒16の好記録をマーク。400mでも47秒17を持ち、昨年の日本選手権リレー4×400mリレー(1走)で2位に入っている。
梶木は13秒49のベストを持つ100mハードルを得意とし、200mでも24秒台を持つなどスピード型の混成選手。昨年は七種競技で関東インカレ優勝、日本インカレでは5462点の好記録で2位に入っている。
同社は他にも女子サッカーの「ノジマステラ神奈川相模原」やアメリカンフットボール「ノジマ相模原ライズ」を持ち、フィギュアスケートの鍵山優真とスポンサー契約を締結するなど、スポーツ支援をしている。
「勝ち負けのあるスポーツの世界で努力されてきた人財に、社会人として業務と陸上競技活動を両立できる環境を提供するとともに、選手としての活動費用を支援する」とし、将来的な実業団登録も視野に入れるという。
ノジマのサポートを受ける3選手のコメント全文
・森 周志(中大) 「お客様に喜ばれる、走れる販買員を目指します」 ・梶木菜々香(中大) 「店舗と陸上の両立を目指し、陸上界にもノジマを広めていきます」 ・児玉悠作(法大) 「ノジマの肩書を背負い、自信をもって店舗でも陸上でも全力で、行動していきます」 [caption id="attachment_94947" align="alignnone" width="1280"]
左から児玉悠作、森周志、代表執行役社長の野島廣司氏、梶木菜々香(提供写真)[/caption] RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.05
仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」
2025.11.05
「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.05
日本陸連と広島テレビ放送が 「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を締結
11月5日、日本陸連は広島テレビ放送株式会と「スポーツを通じて誰もが自分らしく活躍できる社会づくりに関する連携協力協定」を結んだことを発表した。陸上競技を通じて人と人をつなぎ、すべての人が心身ともに健やかで、自分らしく生 […]
2025.11.05
仙台国際ハーフの来年大会の日程が決定 国内レースによる「ジャパンプレミアハーフシリーズ」
仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会は、2026年大会の日程が5月10日に決まったと発表した。定員は10,000人とし、エントリーは11月18日から順次開始される。 国内主要ハーフマラソン6大会が連携する「ジャパンプレミ […]
2025.11.05
「アスリート・オブ・ザ・イヤー」最終候補にデュプランティス、ライルズら12人!
世界陸連(WA)はワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」の最終候補者を発表した。 トラック、フィールド、競技場外種目の各部門で、10月に発表された候補者の中から男女2選手ずつ […]
2025.11.05
キヤノンAC九州の中村日菜多が退部「最後まであきらめずに頑張れた」高校時代から駅伝で活躍
キヤノンAC九州は10月末で中村日菜多の退部を発表した。 中村は熊本県出身の21歳。ルーテル学院高ではトラックでインターハイこそ届かなかったものの、3000mで9分38秒80を持ち、3年時に全国高校駅伝に出場して5区を務 […]
2025.11.05
エディオン・古木愛莉が10月末で退部・退社 ルーテル学院高時代に全国高校駅伝1区5位
エディオン女子陸上競技部は11月4日、古木愛莉の退部、退社を発表した。 古木は熊本・ルーテル学院高出身で、今年4月に入社。昨年のインターハイ3000mで13位と力走し、2年時には全国高校駅伝の1区で5位の活躍を見せている […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望