2022.10.24

◇第16回U18・第57回U16陸上大会(10月21日~23日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場)
ジュニア五輪を兼ねた第16回U18・第57回U16陸上大会の最終日、合わせて13種目の決勝が行われ、好天に恵まれたことなどもあり5種目に8個の大会新、U16男子110mH、同女子三段跳で中学最高が誕生するなど最後まで盛況だった。
そうしたなかU18女子100mは、先日のとちぎ国体少年女子Bを11秒77(+1.0)の好タイムで全国初Vを果たしていた小針陽葉(富士市立高1静岡)が快走。向かい風0.7mを突き、高1最高に100分の5秒と迫る同歴代2位の11秒65で快勝し、国体少年Bに続く2冠を果たした。
予選で3.0mの追い風参考記録ながら11秒59を叩き出すなど好調さをうかがわせていた。決勝も、苦手とするスタートが「ドはまりしました」と話すように、遅れずに横一線で飛び出すと、「得意の後半で抜け出すことができました」と、後続に0.20秒差を付け圧勝。「調子も良かったので、できれば大会記録(11秒60)を塗り替えたかったですが、ベスト(11秒72)を更新して優勝できてよかったです」と笑顔が弾けた。
連戦の疲れもあったと話すが、「今季は、メンタル面を含めコンディションをしっかりコントロールできるようになったことが大きい」と、しっかりピークを合わせ今季最後の全国大会でもきっちり結果を残した。
インターハイ2位、そして国体少年B、U18を制するなど好調だったシーズンを振り返り、「走るたびにベストを更新でき、全国優勝もできるなど、とても濃い1年でした」と言い、来シーズンに向けては、「来年のインターハイは200mと走幅跳を合わせ3種目で挑む予定にしています。100mは11秒5台でインターハイ優勝、200mは23秒台を安定して出し、走幅跳は6m23が県高校記録なのでそれを更新できるようがんばりたい」ときっぱり。持ち前の体幹の強さを生かし、後半の強さが際立っていた小針。来シーズン、どんな走りを見せてくれるか注目が集まる。
インターハイ7位、国体少年A3位の山形愛羽(熊本中央高2熊本)が11秒85で2位、インターハイ3位、国体少年Aを制していた先村若奈(高川学園高2山口)が100分の1秒差で3位に続いた。
●U18・16大会の優勝者一覧
<U18男子>
100m 黒木海翔(東福岡高2福岡)10秒49(-0.4)
300m 平川慧(コザ高2沖縄)32秒85=高校最高、大会新
800m 平澤潤燕(作新学院高2栃木)1分52秒52
3000m 大場崇義(上伊那農高2長野)8分16秒86
110mH 嶋渡涼太(比叡山高3滋賀)13秒81(+0.9)
300mH 渕上翔太(東福岡高2福岡)35秒94=大会新
3000mW 下田悠樹(自由ケ丘高2福岡)11分56秒17=大会新
走高跳 永瀬裕大(倉敷商高3岡山)2m10
棒高跳 牧野友哉(成田高2千葉)4m90
走幅跳 木住野幸大(八王子高2東京)7m42(+1.4)
三段跳 藤本謙伸(社高2兵庫)15m36(-0.2)
砲丸投 桑添喬偉(和歌山工高2和歌山)15m81
円盤投 藤原琢磨(稲生高2三重)46m41
ハンマー投 尾濱太陽(西条農高2広島)58m97
やり投 谷口大翔(彦根翔西館高2滋賀)68m55=大会新
<U18女子>
100m 小針陽葉(富士市立高1静岡)11秒65(-0.7)
300m 瀧野未来(京都橘高2京都)38秒70(予選38秒42=大会新)
800m 西田有里(草津東高2滋賀)2分07秒05
1500m 松本未空(鈴鹿高2三重)4分22秒05=大会新
100mH 林美希(中京大中京高2愛知)13秒32(+0.9)=U18日本新、大会新
300mH 中村真琴(光高3山口)41秒98=大会タイ
3000mW 大山藍(鹿児島女高2鹿児島)13分17秒80=大会新
走高跳 森崎優希(明星学園高2東京)1m72
棒高跳 柳川美空(前橋育英高2群馬)3m90
走幅跳 近藤いおん(流山ホークアイ)5m90(+1.1)
三段跳 田口侑楽(国際学院高2埼玉)12m50(-0.7)
砲丸投 坂ちはる(大体大浪商高1大阪)14m31
円盤投 友利晟弓(那覇西高3沖縄)43m62
ハンマー投 嶋本美海(添上高2奈良)55m58
やり投 櫻井希美(済美2岐阜)53m22
<U16男子>
100m 米山和磨(茅ヶ崎中3神奈川)10秒69(+0.7)
150m 中村遥斗(萩商工高1山口)16秒27(+2.1)
1000m 渡辺敦紀(岩出二中3和歌山)2分29秒66
110mH 岩本咲真(八屋中3福岡)13秒98=中学最高、大会新
走高跳 崔宰原(北見北斗高1北海道)2m00
棒高跳 谷口海斗(中京大中京高1愛知)4m71=大会新
走幅跳 佐々木景亮(今治立花中3愛媛)7m02(+1.1)
三段跳 奥村莉生(和歌山北高1和歌山)13m96(+0.8)=大会新
砲丸投 永江翔太朗(紀央館高1和歌山)15m75
円盤投 東琉空(小俣中3三重)42m44
ジャベリックスロー 渡部緋悠(岡山御南中3岡山)64m12
<U16女子>
100m 三好美羽(神辺西中1広島)12秒07※風力未測定のため参考記録
150m 福岡梓音(中村学園女高1福岡)18秒22(+0.2)
1000m ドルーリー朱瑛里(鶴山中3岡山)2分45秒84=大会新
100mH 坂田涼音(木更津太田中3千葉)13秒59(+0.9)=大会新
走高跳 淺井琥桃(皇學館高1三重)1m64
棒高跳 渡邊紗菜(幸並中3埼玉)3m60
走幅跳 成澤柚日(籔塚本町中3群馬)5m77
三段跳 菅野穂乃(天童二中3山形)12m27(+1.3)=大会新
砲丸投 小川莉緒(東海中2三重)14m88
円盤投 川村羽海(幕別清陵高1北海道)39m49
ジャベリックスロー 河上由奈(伊豆長岡AC)50m86=大会新
文/花木雫
◇第16回U18・第57回U16陸上大会(10月21日~23日/愛媛・県総合運動公園陸上競技場)
ジュニア五輪を兼ねた第16回U18・第57回U16陸上大会の最終日、合わせて13種目の決勝が行われ、好天に恵まれたことなどもあり5種目に8個の大会新、U16男子110mH、同女子三段跳で中学最高が誕生するなど最後まで盛況だった。
そうしたなかU18女子100mは、先日のとちぎ国体少年女子Bを11秒77(+1.0)の好タイムで全国初Vを果たしていた小針陽葉(富士市立高1静岡)が快走。向かい風0.7mを突き、高1最高に100分の5秒と迫る同歴代2位の11秒65で快勝し、国体少年Bに続く2冠を果たした。
予選で3.0mの追い風参考記録ながら11秒59を叩き出すなど好調さをうかがわせていた。決勝も、苦手とするスタートが「ドはまりしました」と話すように、遅れずに横一線で飛び出すと、「得意の後半で抜け出すことができました」と、後続に0.20秒差を付け圧勝。「調子も良かったので、できれば大会記録(11秒60)を塗り替えたかったですが、ベスト(11秒72)を更新して優勝できてよかったです」と笑顔が弾けた。
連戦の疲れもあったと話すが、「今季は、メンタル面を含めコンディションをしっかりコントロールできるようになったことが大きい」と、しっかりピークを合わせ今季最後の全国大会でもきっちり結果を残した。
インターハイ2位、そして国体少年B、U18を制するなど好調だったシーズンを振り返り、「走るたびにベストを更新でき、全国優勝もできるなど、とても濃い1年でした」と言い、来シーズンに向けては、「来年のインターハイは200mと走幅跳を合わせ3種目で挑む予定にしています。100mは11秒5台でインターハイ優勝、200mは23秒台を安定して出し、走幅跳は6m23が県高校記録なのでそれを更新できるようがんばりたい」ときっぱり。持ち前の体幹の強さを生かし、後半の強さが際立っていた小針。来シーズン、どんな走りを見せてくれるか注目が集まる。
インターハイ7位、国体少年A3位の山形愛羽(熊本中央高2熊本)が11秒85で2位、インターハイ3位、国体少年Aを制していた先村若奈(高川学園高2山口)が100分の1秒差で3位に続いた。
●U18・16大会の優勝者一覧
<U18男子>
100m 黒木海翔(東福岡高2福岡)10秒49(-0.4)
300m 平川慧(コザ高2沖縄)32秒85=高校最高、大会新
800m 平澤潤燕(作新学院高2栃木)1分52秒52
3000m 大場崇義(上伊那農高2長野)8分16秒86
110mH 嶋渡涼太(比叡山高3滋賀)13秒81(+0.9)
300mH 渕上翔太(東福岡高2福岡)35秒94=大会新
3000mW 下田悠樹(自由ケ丘高2福岡)11分56秒17=大会新
走高跳 永瀬裕大(倉敷商高3岡山)2m10
棒高跳 牧野友哉(成田高2千葉)4m90
走幅跳 木住野幸大(八王子高2東京)7m42(+1.4)
三段跳 藤本謙伸(社高2兵庫)15m36(-0.2)
砲丸投 桑添喬偉(和歌山工高2和歌山)15m81
円盤投 藤原琢磨(稲生高2三重)46m41
ハンマー投 尾濱太陽(西条農高2広島)58m97
やり投 谷口大翔(彦根翔西館高2滋賀)68m55=大会新
<U18女子>
100m 小針陽葉(富士市立高1静岡)11秒65(-0.7)
300m 瀧野未来(京都橘高2京都)38秒70(予選38秒42=大会新)
800m 西田有里(草津東高2滋賀)2分07秒05
1500m 松本未空(鈴鹿高2三重)4分22秒05=大会新
100mH 林美希(中京大中京高2愛知)13秒32(+0.9)=U18日本新、大会新
300mH 中村真琴(光高3山口)41秒98=大会タイ
3000mW 大山藍(鹿児島女高2鹿児島)13分17秒80=大会新
走高跳 森崎優希(明星学園高2東京)1m72
棒高跳 柳川美空(前橋育英高2群馬)3m90
走幅跳 近藤いおん(流山ホークアイ)5m90(+1.1)
三段跳 田口侑楽(国際学院高2埼玉)12m50(-0.7)
砲丸投 坂ちはる(大体大浪商高1大阪)14m31
円盤投 友利晟弓(那覇西高3沖縄)43m62
ハンマー投 嶋本美海(添上高2奈良)55m58
やり投 櫻井希美(済美2岐阜)53m22
<U16男子>
100m 米山和磨(茅ヶ崎中3神奈川)10秒69(+0.7)
150m 中村遥斗(萩商工高1山口)16秒27(+2.1)
1000m 渡辺敦紀(岩出二中3和歌山)2分29秒66
110mH 岩本咲真(八屋中3福岡)13秒98=中学最高、大会新
走高跳 崔宰原(北見北斗高1北海道)2m00
棒高跳 谷口海斗(中京大中京高1愛知)4m71=大会新
走幅跳 佐々木景亮(今治立花中3愛媛)7m02(+1.1)
三段跳 奥村莉生(和歌山北高1和歌山)13m96(+0.8)=大会新
砲丸投 永江翔太朗(紀央館高1和歌山)15m75
円盤投 東琉空(小俣中3三重)42m44
ジャベリックスロー 渡部緋悠(岡山御南中3岡山)64m12
<U16女子>
100m 三好美羽(神辺西中1広島)12秒07※風力未測定のため参考記録
150m 福岡梓音(中村学園女高1福岡)18秒22(+0.2)
1000m ドルーリー朱瑛里(鶴山中3岡山)2分45秒84=大会新
100mH 坂田涼音(木更津太田中3千葉)13秒59(+0.9)=大会新
走高跳 淺井琥桃(皇學館高1三重)1m64
棒高跳 渡邊紗菜(幸並中3埼玉)3m60
走幅跳 成澤柚日(籔塚本町中3群馬)5m77
三段跳 菅野穂乃(天童二中3山形)12m27(+1.3)=大会新
砲丸投 小川莉緒(東海中2三重)14m88
円盤投 川村羽海(幕別清陵高1北海道)39m49
ジャベリックスロー 河上由奈(伊豆長岡AC)50m86=大会新
文/花木雫 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.03.02
クラフティア3名退部 24年別大マラソン6位の吉岡智輝 女子の森田真帆と遠藤凜々羽も
-
2026.03.02
-
2026.03.02
-
2026.03.02
-
2026.03.02
2026.02.27
太田蒼生「まずはMGC出場権獲得を」果敢な挑戦見せた前回を糧に/東京マラソン
-
2026.03.01
-
2026.02.24
-
2026.02.28
2026.02.15
【大会結果】第6回全国大学対校男女混合駅伝(2026年2月15日)
-
2026.02.27
-
2026.03.01
Latest articles 最新の記事
2026.03.03
JR東日本・片西景が東京マラソンで現役引退 「たくさんの支えと声援が原動力でした」 駒大時代にユニバ金
男子長距離の片西景(JR東日本)が3月2日、自身のインスタグラムで1日の東京マラソンをもって現役を引退すると発表した。 片西は東京都出身の28歳。昭和第一学園高では3年時の全国高校選抜大会の10000mに出場し、全国都道 […]
2026.03.03
ユニクロ 中大・浜野光が入社 昨年の学生個人選手権5000m2位「存在感を示せるよう全力で頑張ります」
ユニクロ女子陸上競技部は3月2日、ホームページを更新し、浜野光(中大)が3月1日付で入社したと発表した。 浜野の愛知県出身。高校は埼玉・本庄一高出身。2年時の2020年には全国高校大会に800mと1500mで、3年時には […]
2026.03.02
クラフティア3名退部 24年別大マラソン6位の吉岡智輝 女子の森田真帆と遠藤凜々羽も
クラフティア陸上競技部は3月2日、男子長距離の吉岡智輝と、女子長距離の森田真帆、遠藤凜々羽の3選手が2月末に退部したと発表した。 吉岡は佐賀・白石高から順大に進学。大学時代は箱根駅伝に出走経験はなかったが、4年時の21年 […]
2026.03.02
しまむらに棚池穂乃香が新加入! 「私らしく突っ走っていく」 京産大、大塚製薬などで活躍した28歳
しまむら陸上部は3月2日、棚池穂乃香が新たに加入したと発表した。入社は1月16日付。 棚池は滋賀県出身の28歳。草津東高では全国大会への出場はなかったが、京産大では1年時から日本インカレや全日本大学女子駅伝に出走するなど […]
Latest Issue
最新号
2026年3月号 (2月14日発売)
別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝