◇第99回箱根駅伝予選会(10月15日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)
来年正月の第99回箱根駅伝の出場権を懸けた箱根駅伝予選会が行われた。
前回11位で8年ぶりにシード権を逃した東海大が9位で通過。1年時に箱根駅伝3区区間賞の実績を持つエースの石原翔太郎(3年)を擁し、上位通過も予想されただけに想定外の苦戦となったが、10年連続50回目の箱根路切符をつかんだ。
石原はケガの影響で昨年5月の関東インカレ以降は長く戦列を離れ、今年に入って5000mで復帰。7月には13分29秒21をマークしていた。中盤まではトップを追走する日本人先頭をひた走っていた石原だが、その後は徐々に失速し、1時間3分57秒で47位(チーム内2位)と実力を発揮できなかった。学内1位は吉田響(2年)で26位(1時間3分18秒)だった。
両角速駅伝監督は「集団走は比較的うまくいきましたが、主力の足並みがそろっていない部分がありました」とレースを総括。石原は元々「シンスプリントの不安を抱えていた」ようで、失速の原因については「脱水症状があったのかもしれない」と指揮官は話す。
思わぬ下位通過となったが、11月の全日本大学駅伝、そして来年1月の箱根駅伝へと向かっていく。「箱根では5区に前回区間2位だった吉田がいますし、石原は2区か3区に起用できそう。足並みをそろえて上を目指したい」と両角監督は次の戦いを見据えていた。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会