2022.09.05
陸上界の不正監視を行う世界陸連(WA)の独立機関アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)は9月4日、女子短距離のN.G.ヌウォコチャ(ナイジェリア)に禁止物質(オスタリンとリガンドロール)の陽性反応があったとして資格停止の暫定処分を科すことを発表した。最長で4年間の資格停止処分となる可能性がある。
ヌウォコチャは今年のオレゴン世界選手権には100mと200mに出場、いずれも準決勝に進出。4×100mリレーのメンバーとして英連邦大会では金メダルを獲得している。処分が確定すれば、この結果が取り消され順位が繰り上がる可能性がある。
また、AIUは9月2日、男子短距離のM.O.オディアンボ(ケニア)の違反について同機関の発信した内容に誤りがあったとして謝罪した。AIUはオディアンボに改ざんがあったと発表していたが、これは誤りだったとしてツイッター上で謝罪している。
オディアンボは昨年の東京五輪は100mのケニア代表に選出されていたが、禁止物質(メタステロン)の陽性で出場できなかった。また21年6月のサンプルからも禁止物質が見つかっており、現在審議中となっている。その後AIUはさらに改ざんがあったものと発表したが、これは撤回された。禁止物質の使用については現在係争中となっている。

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