◇織田記念(4月29日/広島・エディオンスタジアム)
アジア大会選考会を兼ねた日本グランプリシリーズ広島大会の「第56回織田記念」が行われ、男子110mハードルは村竹ラシッド(順大)が優勝した。
日本記録保持者・泉谷駿介(住友電工)は決勝を棄権。そんななか、タイトルを手にしたのは大学の後輩でもある村竹だった。予選を13秒75(-2.4)と全体トップのタイムで通過すると、決勝でも力強いハードリングで抜け出し、13秒55(-1.5)でV。「いつもと変わらない感覚で動けました。決勝は13秒5~6くらいと思っていたので予想通り」と振り返る。
雨こそ予選に比べて収まったが、気温も低く、冷たい向かい風が吹く。「タイムを狙うのは難しい」と判断し、「しっかり勝負強さを出したいと思っていたので、勝ててよかったです」と笑顔を見せた。
2週間前の日本学生個人選手権の準決勝では13秒30とオレゴン世界選手権の参加標準記録(13秒32)を上回ったものの、惜しくも追い風参考(2.2m)に。「条件に恵まれていないので」と苦笑いしつつ、「日本選手権、世界選手権につながるレースをしていきたい」と、次戦の予定となるセイコーゴールデングランプリで参加標準記録の突破を見据えていた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.29
3000m障害・三浦龍司 パリ五輪内定は持ち越しも8分22秒07で制し「勝負に勝つという意味では良かった」/織田記念
◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズG1の織田記念が行われ、男子3000m障害は三浦龍司(SUBARU)が8分22秒07で優勝した。昨年のブダペスト世界選手権6位のた […]
2024.04.29
女子100mH・田中佑美が混戦抜け出し13秒00でV 「しっかり流れに乗れた」/織田記念
◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリG1の織田記念が行われ、12秒台のベストを持つ日本人5人が出場した女子100mハードルは、ブタペスト世界選手権代表の田中佑美(富士通)が1 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!