HOME ニュース、海外

2022.02.28

全米室内男子砲丸投でクルーザーが22m51の今季世界最高 各国の室内選手権で好記録続出
全米室内男子砲丸投でクルーザーが22m51の今季世界最高 各国の室内選手権で好記録続出

男子砲丸投のクルーザー


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
今週末には各国の室内選手権が行われ、好記録がマークされた。

全米室内選手権では、27日の男子砲丸投で世界記録保持者・R.クルーザーが今季世界最高の22m51で圧勝。男子七種競技は東京五輪十種競技4位のG.スキャントリングが世界歴代9位の6382点で制した。男子60mハードルはこの種目の世界記録保持者・G.ホロウェイが大会タイ記録の7秒37で制覇。男子60mはC.コールマンがシーズンベスト、今季世界最高タイの6秒45で制した。男子走高跳は東京五輪7位のJ.ハリソンが2m28で、男子走幅跳は16年リオ五輪4位のJ.ローソンがシーズンベストの8m19mでそれぞれ優勝した。女子棒高跳では東京五輪銀メダルのS.モリスが4m80でV。東京五輪金メダリストのK.ナジョットは試技数差で2位に敗れた。男子棒高跳ではただ一人5m91をクリアしたC.ニルセンがタイトル獲得。ニルセンは今月初旬に北米記録の6m02を跳んでいる。

また、米国では学生の対抗戦も各地で開催されており、テキサス州で行われたサウスイースタン・カンファレンス(SEC)選手権では女子200mでA.スタイナーが室内北米記録の22秒09を樹立。室内世界歴代2位の好タイムだった。スタイナーの屋外での自己記録は22秒59(19年)。屋外100mでは11秒32の自己記録を持っている。

広告の下にコンテンツが続きます

26日のポルトガル選手権では女子砲丸投で東京五輪4位のA.ドンモが今季世界最高の19m90で優勝。屋外の自己記録(19m75、21年)を上回る自己新で、ナショナルレコードを更新した。同じく26日のスイス選手権の女子60mでは、東京五輪100m6位のM.カンブンジが7秒05で優勝。スペインの選手権の男子3000m(27日)では2月初旬に7分30秒82の室内欧州記録を樹立したA.メチャールが8分03秒74でV。前日の1500mも3分47秒37で制した。

英国選手権では、男子5000m欧州室内記録保持者のM.スコットが3000mに出場し、7分53秒35で勝利した。スウェーデンでは男子円盤投で19年ドーハ世界選手権、東京五輪金メダリストのD.ストールが67m62で優勝。室内では世界歴代2番目の記録にあたる。

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 今週末には各国の室内選手権が行われ、好記録がマークされた。 全米室内選手権では、27日の男子砲丸投で世界記録保持者・R.クルーザーが今季世界最高の22m51で圧勝。男子七種競技は東京五輪十種競技4位のG.スキャントリングが世界歴代9位の6382点で制した。男子60mハードルはこの種目の世界記録保持者・G.ホロウェイが大会タイ記録の7秒37で制覇。男子60mはC.コールマンがシーズンベスト、今季世界最高タイの6秒45で制した。男子走高跳は東京五輪7位のJ.ハリソンが2m28で、男子走幅跳は16年リオ五輪4位のJ.ローソンがシーズンベストの8m19mでそれぞれ優勝した。女子棒高跳では東京五輪銀メダルのS.モリスが4m80でV。東京五輪金メダリストのK.ナジョットは試技数差で2位に敗れた。男子棒高跳ではただ一人5m91をクリアしたC.ニルセンがタイトル獲得。ニルセンは今月初旬に北米記録の6m02を跳んでいる。 また、米国では学生の対抗戦も各地で開催されており、テキサス州で行われたサウスイースタン・カンファレンス(SEC)選手権では女子200mでA.スタイナーが室内北米記録の22秒09を樹立。室内世界歴代2位の好タイムだった。スタイナーの屋外での自己記録は22秒59(19年)。屋外100mでは11秒32の自己記録を持っている。 26日のポルトガル選手権では女子砲丸投で東京五輪4位のA.ドンモが今季世界最高の19m90で優勝。屋外の自己記録(19m75、21年)を上回る自己新で、ナショナルレコードを更新した。同じく26日のスイス選手権の女子60mでは、東京五輪100m6位のM.カンブンジが7秒05で優勝。スペインの選手権の男子3000m(27日)では2月初旬に7分30秒82の室内欧州記録を樹立したA.メチャールが8分03秒74でV。前日の1500mも3分47秒37で制した。 英国選手権では、男子5000m欧州室内記録保持者のM.スコットが3000mに出場し、7分53秒35で勝利した。スウェーデンでは男子円盤投で19年ドーハ世界選手権、東京五輪金メダリストのD.ストールが67m62で優勝。室内では世界歴代2番目の記録にあたる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.21

飯塚翔太が「世界新」東京世界陸上を沸かせた代表選手たちがTBS『スポ男』で身体能力を披露

TBSの『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』が12月21日に放送され、東京世界選手権代表選手が多数出場して番組を盛り上げた。 ビーチフラッグスやモンスターボックス(跳び箱)など、身体能力を生かすさまざまな種目で、運動神 […]

NEWS 今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

2025.12.21

今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

第139回関東10マイルロードレースが12月21日に行われ、一般・学生男子10マイルは、今井悠貴(順大2)が47分38秒で優勝した。 今井は前橋育英高出身。11月に10000mで29分03秒33の自己新を出しているが、箱 […]

NEWS 大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

2025.12.21

大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

大東大の男子長距離ブロックが26年度の推薦入学試験合格者を発表した。 この日行われた全国高校駅伝で2位に入った仙台育英(宮城)から、アンカー7区を務め区間賞を獲得した若林司が加入。5000mでは13分51秒30のベストを […]

NEWS “史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

“史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 早大2026年度入部予定者をチェック! 全国高校駅伝の男子が行われ、1区(10km)は学法石川(福島)・増子陽太(3年 […]

NEWS 部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝の男子が行われ、学法石川(福島)が2時間0分36秒の高校最高記録で初優勝を飾った。鳥取城北(鳥取)は県最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top