◇第105回日本選手権20km競歩(2月20日/兵庫・神戸)
女子20kmは日本記録(1時間27分41秒)保持者の岡田久美子(東京陸協)が1時間33分28秒で2年ぶり7回目の優勝を果たした。
岡田は2kmあたりで飛び出すと、その後は最後までひとり旅。強風が災いし、オレゴン世界選手権の派遣設定記録(1時間30分00秒)や参加標準記録(1時間31分00秒)の突破はならなかったが、タイトルを奪還した。
昨年は東京五輪に出場し、2016年のリオに続く2大会連続のオリンピアンとなった。その後、10月には12年ロンドン五輪50km競歩7位の森岡紘一朗さん(富士通コーチ)と結婚し、11月末には所属先のビックカメラを退社。心機一転で臨んだレースだった。
「環境が変わりましたが、サポートしてくれた方々に感謝したい」と涙声の岡田。世界選手権代表内定とはならず「このままでは厳しい。次につながるレースを探したい」と前を向いた。
■女子20kmW上位8人
①岡田久美子(東京陸協) 1.33.28
②河添香織(自衛隊体育学校) 1.35.38
③籔田みのり(武庫川女大) 1.35.56
④下岡仁美(同志社大) 1.36.02
⑤矢来舞香(千葉興業銀行) 1.36.11
⑥熊谷菜美(関彰商事) 1.36.55
⑦梅野倖子(順大) 1.37.42
⑧立見真央(中京大) 1.38.17
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.02
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.02
栗原啓吾が富士山の銘水に加入 「新たな環境で陸上を続けられる感謝を忘れず」 3月にSUBARUを退社
富士山の銘水は、5月1日付で栗原啓吾が入社したことを発表した。 栗原は群馬県出身。東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走るなど活躍し、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差 […]
2024.05.02
単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース
昨年4月、田中希実は実業団チームを離れて「New Balance」所属の“プロランナー”としてのキャリアをスタートさせた。 プロとして駆け抜けた1年。ブダペスト世界選手権では5000m8位入賞し、ダイヤモンドリーグ(DL […]
2024.05.02
塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。男子の有力選手を見ていこう。 【女子のみどころ】3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香 […]
2024.05.02
3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香の三つ巴か/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。女子の有力選手を見ていこう。 【男子の見どころ】塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!