U20世界選手権が8月18日~22日の日程でケニアの首都ナイロビで行われた。
21日の男子110mハードル(U20規格/99.1cm)は、S.ジョヤ(フランス)が12秒72(+1.0)のU20世界新で優勝。これまでのU20世界記録は12秒99だったが、前日の準決勝でこれを上回る12秒93(-0.4)をマークすると、決勝ではさらに0.21秒も短縮した。
2002年生まれのジョヤは、昨年までオーストラリア国籍だった。ハードル以外にも多くの種目に取り組み、100m10秒41(19年)、200m20秒68(20年)、棒高跳5m56(19年)、十種競技7271点(19年)の自己記録を持っている。
女子200m(21日)は、東京五輪銀メダリストのC.ムボマ(ナミビア)が大会新の21秒84(+1.1)で快勝。東京五輪決勝で自らがマークした21秒81のU20世界記録に迫るセカンドベストだった。2位には同じくナミビアのB.マシリンギが22秒18の自己新で入った。
21日には他にも2種目で大会新が誕生し、男子400mではA.ペセラ(ボツワナ)が44秒58、男子ハンマー投はS.コソネン(フィンランド)が71m64でそれぞれ従来の大会記録を塗り替えて頂点に立った。
最終日22日は男子800mでE.ワニョンイ(ケニア)が1分43秒76の大会新で優勝。女子走幅跳はM.アスカグ(スウェーデン)が自己ベストの6m60(+1.5)で制し、20日の三段跳(13m75/+0.4)と合わせ跳躍2冠を達成した。
リレーでは好記録が続出。女子4×100mリレーはジャマイカがU20世界新の42秒94でV。2位には、200m1位のムボマと2位のマシリンギを擁するナミビアが43秒76で入り、自国のU20記録を更新した。
男子4×100mリレーでも南アフリカがU20世界新の38秒51で制覇。女子4×400mリレーはナイジェリアが3分31秒46、男子4×400mリレーはボツワナが3分05秒22と、いずれも今季U20世界最高をマークして優勝し、5日間の大会を締めくくった。
今大会、日本や米国、英国は新型コロナウイルスの感染拡大を理由に派遣を見送った。
写真/時事
U20世界選手権が8月18日~22日の日程でケニアの首都ナイロビで行われた。
21日の男子110mハードル(U20規格/99.1cm)は、S.ジョヤ(フランス)が12秒72(+1.0)のU20世界新で優勝。これまでのU20世界記録は12秒99だったが、前日の準決勝でこれを上回る12秒93(-0.4)をマークすると、決勝ではさらに0.21秒も短縮した。
2002年生まれのジョヤは、昨年までオーストラリア国籍だった。ハードル以外にも多くの種目に取り組み、100m10秒41(19年)、200m20秒68(20年)、棒高跳5m56(19年)、十種競技7271点(19年)の自己記録を持っている。
女子200m(21日)は、東京五輪銀メダリストのC.ムボマ(ナミビア)が大会新の21秒84(+1.1)で快勝。東京五輪決勝で自らがマークした21秒81のU20世界記録に迫るセカンドベストだった。2位には同じくナミビアのB.マシリンギが22秒18の自己新で入った。
21日には他にも2種目で大会新が誕生し、男子400mではA.ペセラ(ボツワナ)が44秒58、男子ハンマー投はS.コソネン(フィンランド)が71m64でそれぞれ従来の大会記録を塗り替えて頂点に立った。
最終日22日は男子800mでE.ワニョンイ(ケニア)が1分43秒76の大会新で優勝。女子走幅跳はM.アスカグ(スウェーデン)が自己ベストの6m60(+1.5)で制し、20日の三段跳(13m75/+0.4)と合わせ跳躍2冠を達成した。
リレーでは好記録が続出。女子4×100mリレーはジャマイカがU20世界新の42秒94でV。2位には、200m1位のムボマと2位のマシリンギを擁するナミビアが43秒76で入り、自国のU20記録を更新した。
男子4×100mリレーでも南アフリカがU20世界新の38秒51で制覇。女子4×400mリレーはナイジェリアが3分31秒46、男子4×400mリレーはボツワナが3分05秒22と、いずれも今季U20世界最高をマークして優勝し、5日間の大会を締めくくった。
今大会、日本や米国、英国は新型コロナウイルスの感染拡大を理由に派遣を見送った。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
-
2025.10.19
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.24
「3強」立命大の連覇か、名城大のV奪還か、大東大の初優勝か?城西大、大阪学大らも追随/全日本大学女子駅伝見どころ
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は10月26日、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート・フィニッシュとする6区間38.0kmで開催される。 前回8位までに入ってシード権を持つ立命 […]
2025.10.24
競歩新距離で日本初開催!世界陸上メダリスト・勝木隼人、入賞の吉川絢斗も登録 アジア大会選考がスタート/高畠競歩
来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が10月26日に山形県高畠町で開かれる。 競歩はこれまで20㎞、35㎞(以前は50㎞)という2種目で行われてきたが、世界陸連(WA)はハーフマラソン(2 […]
2025.10.24
女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場
今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400 […]
2025.10.24
後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者
京都府私学総体が10月24日に西京極で行われ、男子400mで後藤大樹(洛南1)が46秒80を叩き出した。自身初の400m個人レースで出したこの記録は、山木伝説(九里学園)が2011年に樹立した高1最高(47秒31)を14 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望