HOME ニュース、海外

2021.08.23

ジョヤが110mHで12秒72のU20世界新!女子200mは東京五輪銀のムボマが快勝/U20世界選手権
ジョヤが110mHで12秒72のU20世界新!女子200mは東京五輪銀のムボマが快勝/U20世界選手権


写真/時事

U20世界選手権が8月18日~22日の日程でケニアの首都ナイロビで行われた。

広告の下にコンテンツが続きます

21日の男子110mハードル(U20規格/99.1cm)は、S.ジョヤ(フランス)が12秒72(+1.0)のU20世界新で優勝。これまでのU20世界記録は12秒99だったが、前日の準決勝でこれを上回る12秒93(-0.4)をマークすると、決勝ではさらに0.21秒も短縮した。

2002年生まれのジョヤは、昨年までオーストラリア国籍だった。ハードル以外にも多くの種目に取り組み、100m10秒41(19年)、200m20秒68(20年)、棒高跳5m56(19年)、十種競技7271点(19年)の自己記録を持っている。

女子200m(21日)は、東京五輪銀メダリストのC.ムボマ(ナミビア)が大会新の21秒84(+1.1)で快勝。東京五輪決勝で自らがマークした21秒81のU20世界記録に迫るセカンドベストだった。2位には同じくナミビアのB.マシリンギが22秒18の自己新で入った。

21日には他にも2種目で大会新が誕生し、男子400mではA.ペセラ(ボツワナ)が44秒58、男子ハンマー投はS.コソネン(フィンランド)が71m64でそれぞれ従来の大会記録を塗り替えて頂点に立った。

広告の下にコンテンツが続きます

最終日22日は男子800mでE.ワニョンイ(ケニア)が1分43秒76の大会新で優勝。女子走幅跳はM.アスカグ(スウェーデン)が自己ベストの6m60(+1.5)で制し、20日の三段跳(13m75/+0.4)と合わせ跳躍2冠を達成した。

リレーでは好記録が続出。女子4×100mリレーはジャマイカがU20世界新の42秒94でV。2位には、200m1位のムボマと2位のマシリンギを擁するナミビアが43秒76で入り、自国のU20記録を更新した。

男子4×100mリレーでも南アフリカがU20世界新の38秒51で制覇。女子4×400mリレーはナイジェリアが3分31秒46、男子4×400mリレーはボツワナが3分05秒22と、いずれも今季U20世界最高をマークして優勝し、5日間の大会を締めくくった。

今大会、日本や米国、英国は新型コロナウイルスの感染拡大を理由に派遣を見送った。

広告の下にコンテンツが続きます
写真/時事 U20世界選手権が8月18日~22日の日程でケニアの首都ナイロビで行われた。 21日の男子110mハードル(U20規格/99.1cm)は、S.ジョヤ(フランス)が12秒72(+1.0)のU20世界新で優勝。これまでのU20世界記録は12秒99だったが、前日の準決勝でこれを上回る12秒93(-0.4)をマークすると、決勝ではさらに0.21秒も短縮した。 2002年生まれのジョヤは、昨年までオーストラリア国籍だった。ハードル以外にも多くの種目に取り組み、100m10秒41(19年)、200m20秒68(20年)、棒高跳5m56(19年)、十種競技7271点(19年)の自己記録を持っている。 女子200m(21日)は、東京五輪銀メダリストのC.ムボマ(ナミビア)が大会新の21秒84(+1.1)で快勝。東京五輪決勝で自らがマークした21秒81のU20世界記録に迫るセカンドベストだった。2位には同じくナミビアのB.マシリンギが22秒18の自己新で入った。 21日には他にも2種目で大会新が誕生し、男子400mではA.ペセラ(ボツワナ)が44秒58、男子ハンマー投はS.コソネン(フィンランド)が71m64でそれぞれ従来の大会記録を塗り替えて頂点に立った。 最終日22日は男子800mでE.ワニョンイ(ケニア)が1分43秒76の大会新で優勝。女子走幅跳はM.アスカグ(スウェーデン)が自己ベストの6m60(+1.5)で制し、20日の三段跳(13m75/+0.4)と合わせ跳躍2冠を達成した。 リレーでは好記録が続出。女子4×100mリレーはジャマイカがU20世界新の42秒94でV。2位には、200m1位のムボマと2位のマシリンギを擁するナミビアが43秒76で入り、自国のU20記録を更新した。 男子4×100mリレーでも南アフリカがU20世界新の38秒51で制覇。女子4×400mリレーはナイジェリアが3分31秒46、男子4×400mリレーはボツワナが3分05秒22と、いずれも今季U20世界最高をマークして優勝し、5日間の大会を締めくくった。 今大会、日本や米国、英国は新型コロナウイルスの感染拡大を理由に派遣を見送った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.06

ダイヤモンドリーグ・ドーハに三浦龍司、田中希実、ディーン元気がエントリー!

5月10日に行われるダイヤモンドリーグ(DL)ドーハ大会のエントリーリストが発表された。 男子3000m障害に日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)が登録。世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)、ブダペスト世界 […]

NEWS 男子は銭海峰が1時間19分05秒でトップ 女子はベテラン・劉虹が快勝/WA競歩ツアー

2024.05.06

男子は銭海峰が1時間19分05秒でトップ 女子はベテラン・劉虹が快勝/WA競歩ツアー

5月5日、世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのコルゼニフスキ・ワルシャワ競歩カップがポーランドで開催され、男子20km競歩では銭海峰(中国)が1時間19分05秒で、女子20km競歩はリオ五輪金メダリストの劉虹(中国)が […]

NEWS 米国が4種目を制覇! 男子4×400mはボツワナが2分59秒11で初優勝/世界リレー

2024.05.06

米国が4種目を制覇! 男子4×400mはボツワナが2分59秒11で初優勝/世界リレー

5月4日、5日の両日、バハマ・ナッソーで世界リレーが開催され、米国が5種目中4種目で優勝を飾る圧倒的な強さを見せた。 男子4×100mではアンカーに世界選手権100m王者のN.ライルズを起用。1走から3走も全員が100m […]

NEWS 20km競歩・山西利和がWA競歩ツアーで1時間19分37秒で3位 パリ五輪逃しても力示す

2024.05.06

20km競歩・山西利和がWA競歩ツアーで1時間19分37秒で3位 パリ五輪逃しても力示す

世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのコルゼニフスキ・ワルシャワ競歩カップが5月5日にポーランドで開催され、男子20km競歩に、19年ドーハ、22年オレゴンと世界選手権連覇している山西利和(愛知製鋼)が出場。1時間19分 […]

NEWS 【大会結果】2024世界リレー(2024年5月4日~5日)

2024.05.06

【大会結果】2024世界リレー(2024年5月4日~5日)

【大会結果】2024世界リレー(2024年5月4日~5日/バハマ・ナッソー) 男子 4×100mR 金 米国    37秒40 (C.リンジー、K.ベナドレク、Kキング、ライルズ) 銀 カナダ   37秒89 銅 フラン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top