写真/時事
東京五輪の女子1500mで日本人93年ぶりの決勝進出を決め、史上初の8位入賞を果たした田中希実(豊田自動織機TC)が、五輪で着用したユニフォームを地元・小野市に出展。同市役所1階に展示されている。
小野市では7月1日から8月31日まで、「東京オリンピック応援企画」として、女子1500mの新旧日本記録保持者である同市出身の田中、小林祐梨子さん(08年北京五輪5000m代表)らを紹介する「たすきつなぎ展」を開催。市の広報誌『広報おの』のバックナンバー展示のほか、五輪出場内定を決めた試合で実際に使用したスパイクやユニフォームがお披露目されており、今回はそこに五輪で使用したユニフォームやバッグが追加された。
また、新たに寄せ書きコーナーも設置されており、田中へのメッセージを書き込むことができる。寄せ書きは後日、本人に届けられる。
田中は今回の東京五輪で1500mと5000mの2種目に出場した。先に行われた5000mでは予選敗退に終わったが、1500mでは予選で4分02秒33、準決勝で3分59秒19と自身の持つ日本記録を立て続けに更新。決勝では再び3分台の好タイムをマークして入賞の快挙を成し遂げた。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.05.30
走高跳・真野友博が2m26で銀!地元ウ・サンヒョクと一騎打ち「2m29の3回目の跳躍を1回目にできていれば」/アジア選手権
◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ) 3日目 2年に一度開かれるアジア選手権の3日目が行われ、男子走高跳では真野友博(九電工)が2m26で銀メダルを獲得した。長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックスRC) […]
2025.05.29
円盤投・郡菜々佳 56m48で悲願のメダル「悔しさとうれしさ」の涙/アジア選手権
◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ) 3日目 2年に一度開かれるアジア選手権の3日目が行われ、女子円盤投で郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が56m48で銅メダルを手にした。 郡は1回目に54m […]
2025.05.29
3000m障害・新家裕太郎が初国際舞台で堂々の銀!「速いペースで行き、ラストで離せる力を」/アジア選手権
◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ) 3日目 2年に一度開かれるアジア選手権の3日目が行われ、男子3000m障害に出場した新家裕太郎(愛三工業)が8分24秒41で銀メダルを獲得した。A.サブレ(インド)が […]
2025.05.29
110mH村竹ラシッドが貫禄V!!アジア初制覇「最低限の目標達成できた」雷雨にも打ち勝つ/アジア選手権
◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ) 3日目 2年に一度開かれるアジア選手権の3日目が行われ、男子110mハードルは村竹ラシッド(JAL)が13秒22(+0.7)で優勝した。 開口一番、「お待たせしました […]
2025.05.29
100mH田中佑美「悔しいの一言」の銀メダル「ギリギリで耐えていた」も終盤逆転許す/アジア選手権
◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ) 3日目 2年に一度開かれるアジア選手権の3日目が行われ、女子100mハードル決勝に出場した田中佑美(富士通)は13秒07(-0.1)で銀メダルを獲得した。J.ヤラジ( […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析