
◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の1日目が行われた。男子5000mは遠藤日向(住友電工)が13分28秒67で初優勝を飾った。
フィニッシュ後は倒れ込んだ遠藤。「今回のレースは東京五輪に向けたラストチャンスだった。目指していた東京五輪の参加標準記録13分13秒50には届かなかったですが、やり切ったという感じでした」。だが、「レースで優勝してうれしくないのは今回が初めて」と、五輪に届かなかった悔しさが募る。
日本を拠点とする海外選手をペースメーカーに五輪の参加標準記録を越えるペースで進んだが、「少し後ろの選手など気にしてしまったり、一人で走ったりするところがあった」ことが記録面やレース展開に影響したと振り返った。
2位に13分30秒21で松枝博輝、3位に13分31秒45で坂東悠汰と富士通勢が入ったが、参加標準記録に届かず、ワールドランキングでも惜しい位置にいながら順位と記録両面でやや物足りない結果となった。
◇東京五輪10000m代表の相澤晃が4位
東京五輪10000mで代表に決まっている相澤晃(旭化成)が5000mに出場して13分31秒53で4位。優勝した遠藤とは学法石川高(福島)の先輩・後輩の間柄で、「やっぱり5000m専門の選手は強いな」と笑顔で話し、レース後は互いに健闘をたたえ合った。「あまり身体が動かなく物足りない結果だった」と相澤。調子が良かっただけに「調整練習をやりすぎてしまった」とその原因を分析する。今後は「スピードをつけて5000mで遠藤に勝てるようになりたい」と語った。
◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の1日目が行われた。男子5000mは遠藤日向(住友電工)が13分28秒67で初優勝を飾った。
フィニッシュ後は倒れ込んだ遠藤。「今回のレースは東京五輪に向けたラストチャンスだった。目指していた東京五輪の参加標準記録13分13秒50には届かなかったですが、やり切ったという感じでした」。だが、「レースで優勝してうれしくないのは今回が初めて」と、五輪に届かなかった悔しさが募る。
日本を拠点とする海外選手をペースメーカーに五輪の参加標準記録を越えるペースで進んだが、「少し後ろの選手など気にしてしまったり、一人で走ったりするところがあった」ことが記録面やレース展開に影響したと振り返った。
2位に13分30秒21で松枝博輝、3位に13分31秒45で坂東悠汰と富士通勢が入ったが、参加標準記録に届かず、ワールドランキングでも惜しい位置にいながら順位と記録両面でやや物足りない結果となった。
◇東京五輪10000m代表の相澤晃が4位
東京五輪10000mで代表に決まっている相澤晃(旭化成)が5000mに出場して13分31秒53で4位。優勝した遠藤とは学法石川高(福島)の先輩・後輩の間柄で、「やっぱり5000m専門の選手は強いな」と笑顔で話し、レース後は互いに健闘をたたえ合った。「あまり身体が動かなく物足りない結果だった」と相澤。調子が良かっただけに「調整練習をやりすぎてしまった」とその原因を分析する。今後は「スピードをつけて5000mで遠藤に勝てるようになりたい」と語った。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.08
甲南学園陸上競技部創部100周年式典を開催!中尾恭吾主将「次の100年へつなげたい」
-
2025.11.08
-
2025.11.07
-
2025.11.07
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.09
青学大・折田壮太が1時間2分51秒で優勝! 青学大、駒大、中大勢が上位争い/宮古サーモン・ハーフ
第39回宮古サーモン・ハーフマラソンは11月9日、岩手県宮古市内で行われ、招待選手の部は折田壮太(青学大2)が1時間2分51秒で優勝した。 折田は兵庫・須磨学園高出身。高校時代には3年時にインターハイ5000m5位、鹿児 […]
2025.11.09
創価大・伊勢路アンカーの山口翔輝が1時間1分46秒でV! 佐藤愛斗ら青学大勢も上位占める/世田谷246ハーフ
第20回世田谷246ハーフマラソンは11月9日、東京・駒沢オリンピック公園競技場を発着で行われ、山口翔輝(創価大2)が1時間1分46秒で優勝した。 山口は3年時の山口・浅江中3年時に全国中学生大会では3000mに出場。福 […]
2025.11.08
甲南学園陸上競技部創部100周年式典を開催!中尾恭吾主将「次の100年へつなげたい」
甲南学園陸上競技部創部100周年記念式典、および記念祝賀会が11月8日、神戸市内のホテルで開催された。 甲南大学、甲南高校・中学校を運営する甲南学園の歴史は1911年の幼稚園創立からスタート。翌年に小学校、1919年に中 […]
2025.11.08
女子5000mで山田桃愛が15分33秒70の自己新 3000mで高3・栃尾佳穂9分11秒48/京都陸協記録会
11月8日、京都市の東寺ハウジングフィールド西京極で第6回京都陸協記録会が行われ、女子5000mでは山田桃愛(しまむら)が15分33秒70の自己新で全体トップとなった。 山田は埼玉県出身の24歳。小学生時代に発症した骨髄 […]
2025.11.08
5000m競歩で山田大智が高校新! 従来の記録を10秒近く更新する19分20秒59
11月8日、兵庫県尼崎市の尼崎市記念公園陸上競技場で第6回尼崎中長距離記録会が行われ、男子5000m競歩で山田大智(西脇工高3兵庫)が19分20秒59の日本高校新記録を樹立した。従来の高校記録は住所大翔(飾磨工高/現・富 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望