マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025-26AWARDが3月27日に都内で開かれ、名古屋アジア大会マラソン代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)が会見に登壇した。
MGCシリーズチャンピオン、第109回日本選手権者として選出。「昨年の東京世界選手権に引き続き、2度目の日本代表に選ばれたことは感無量」と話し、9月29日の本番に向けて「金メダルを目指して練習に励んでいきたい」と言葉に力を込めた。
昨年の東京世界選手では、「万全の準備ができた」ものの、中盤からスピードに乗れずに30位。「努力が及ばない部分がたくさんあった」と振り返る。
だが、それを糧に力強く一歩を踏み出す。正月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では2年連続1区を務め、トップと差のない位置で渡して初優勝へ弾みをつけた。
2月の別府大分毎日では青学大の後輩である黒田朝日(4年)との熾烈な日本人トップ争いを制し、2時間6分59秒の2位でフィニッシュ。2時間5分16秒(当時日本歴代3位/現・4位)で日本人トップ(2位)を占めた昨年12月の福岡国際と合わせ、MGCシリーズ2025-26チャンピオンに輝いている。
大きな目標は2028年の「ロサンゼルス五輪で勝負する」こと。そこに向けての大きな一歩としてアジア大会出場を決断した。
その理由として、吉田は代表選考レースのMGCが名古屋で開催されること、さらに「今年あった場合を考えると、まだ一歩、二歩足りない」と考えたことを挙げる。
「暑い環境の中で勝つ、駆け引きが多いレースで勝つことを重視した時に、アジア大会に出場すべきだ、と。自分の中での価値観は記録面よりも、どのような大会でも順番争いで勝つ、その後のMGCでも勝負ができるように、という思いからアジア大会を選びました」
本番に向けては、スピード面の強化を図っていく。「5000m、10000mでは大学を卒業してから、毎年どちらかでは自己ベストを更新しています。どちらかで自己ベストを狙いたい」。
その後はマラソン練習に入るが、今年の別府大分は「あまり距離を踏まず、スピードでいい結果が出せた」と吉田。自分にとって「どちらが適切かを考えながら、監督から提示されるメニューとすり合わせていきたい」と話した。
アジア大会のマラソンは9月26日にパロマ瑞穂スタジアムを発着点とする公認コースで実施予定。
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