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2026.03.07

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日体大陸上部100周年式典が開催!日本陸連・有森会長ら名選手数多く、箱根駅伝10度優勝
日体大陸上部100周年式典が開催!日本陸連・有森会長ら名選手数多く、箱根駅伝10度優勝

盛大に開催された日体大陸上部100周年式典

日本体育大学陸上競技部の創部100周年記念式典が3月7日、日体大健志台キャンパスの米本記念体育館にて、卒業生やその家族、来賓、招待を含め約600人が出席して盛大に開催された。

同大副学長で陸上競技部元監督である水野増彦・記念式典実行委員長が「その歩みは幾多の栄光のみならず、日々の地道な鍛錬、先輩から後輩へと受け継がれてきた伝統と精神の積み重ねです」と100年を振り返り、開会を宣言。

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続いて、OGでもある日本陸連の有森裕子会長が登壇。女子主将で、昨年の日本選手権棒高跳を4m31の学生新で制した小林美月から花束を受け取ると、「私は何の実績もない中で押し掛けた学生でした」と入学当時を振り返り、その後に女子マラソンで2度のメダルを獲得したこと、さらには現在の立場を「当時のみなさんは(ここまでになるとは)思っていなかったと思います」と会場を笑わせる。だからこそ、「多くの人が可能性を持っているということを、この100周年を機に改めて感じました」と笑顔で語った。

その後は、日本パラ陸連の増田明美会長、関東学連の植田恭史会長が続けて挨拶。大学OBでもある関東学連の日隈広至専務理事が乾杯の音頭を取り、記念式典が盛大にスタートした。

会場の中央には、1925年の創部からの栄光の足跡を記した写真パネルや、獲得してきたインカレ、箱根駅伝などの数々のトロフィーを展示。同期、先輩・後輩などそれぞれの輪になって、懐かしそうに眺める光景が広がる。

関東インカレでは男子が3度、5連覇中の女子は計13度の総合優勝を果たし、日本インカレでは女子が12回の栄光を手にしている。

箱根駅伝の総合優勝10回。1969~73年には5連覇を達成するなど黄金時代を築いた。全日本大学駅伝でも総合優勝11度を誇る。

個人でも1992年バルセロナ銀、96年アトランタ銅の有森会長、1991年東京世界選手権男子マラソン金メダルの谷口浩美と、世界大会メダリスト2名をはじめ、五輪、世界選手権代表を現役、卒業生を含めて数多く育成。昨年の東京世界選手権にもOG2名が出場し、女子100mハードルの福部真子(日本建設工業)が準決勝に進出、同3000m障害の齋藤みう(パナソニック)は9分24秒72の日本新記録を樹立した。現役学生の青木アリエ(3年)も男女混合4×400mリレーで代表入りしている。

そんな歴史を引き継ぐ現役学生たちが、式典の準備を手作りで進め、当日も裏方として奔走。第100代主将の渡邊脩(4年)は、ケガを乗り越えて男子400mハードルで日本歴代8位(当時)の48秒51をマークしたことを例に挙げ、「どんなにつらいことがあっても、あきらめることなく自分自身に対して粘り強く向き合い、トレーニングを行うこと」を学んだという。日体大の伝統は、確かにつながっている。

このほか、齋藤、22年、23年世界選手権代表の女子短距離・君嶋愛梨沙(土木管理総合)、男子マラソンで日本歴代3位の2時間5分12秒を持つ池田耀平(花王)、パリ五輪女子マラソン補欠で今季限りで現役を引退する細田あい(エディオン)、日体大大学院所属でパリ・パラリンピック男子400m(視覚障害/T13)銀メダルの福永凌太の5人によるトークショーを実施。現役学生が伝統の応援スタイル「エッサッサ」を披露するなど、約3時間の式典があっという間に過ぎていった。

最後に、横山順一部長が「次の100年に向けて、新たなスタートを切りたい」と力強く語ると、会場は拍手喝采となった。

日本体育大学陸上競技部の創部100周年記念式典が3月7日、日体大健志台キャンパスの米本記念体育館にて、卒業生やその家族、来賓、招待を含め約600人が出席して盛大に開催された。 同大副学長で陸上競技部元監督である水野増彦・記念式典実行委員長が「その歩みは幾多の栄光のみならず、日々の地道な鍛錬、先輩から後輩へと受け継がれてきた伝統と精神の積み重ねです」と100年を振り返り、開会を宣言。 続いて、OGでもある日本陸連の有森裕子会長が登壇。女子主将で、昨年の日本選手権棒高跳を4m31の学生新で制した小林美月から花束を受け取ると、「私は何の実績もない中で押し掛けた学生でした」と入学当時を振り返り、その後に女子マラソンで2度のメダルを獲得したこと、さらには現在の立場を「当時のみなさんは(ここまでになるとは)思っていなかったと思います」と会場を笑わせる。だからこそ、「多くの人が可能性を持っているということを、この100周年を機に改めて感じました」と笑顔で語った。 その後は、日本パラ陸連の増田明美会長、関東学連の植田恭史会長が続けて挨拶。大学OBでもある関東学連の日隈広至専務理事が乾杯の音頭を取り、記念式典が盛大にスタートした。 会場の中央には、1925年の創部からの栄光の足跡を記した写真パネルや、獲得してきたインカレ、箱根駅伝などの数々のトロフィーを展示。同期、先輩・後輩などそれぞれの輪になって、懐かしそうに眺める光景が広がる。 関東インカレでは男子が3度、5連覇中の女子は計13度の総合優勝を果たし、日本インカレでは女子が12回の栄光を手にしている。 箱根駅伝の総合優勝10回。1969~73年には5連覇を達成するなど黄金時代を築いた。全日本大学駅伝でも総合優勝11度を誇る。 個人でも1992年バルセロナ銀、96年アトランタ銅の有森会長、1991年東京世界選手権男子マラソン金メダルの谷口浩美と、世界大会メダリスト2名をはじめ、五輪、世界選手権代表を現役、卒業生を含めて数多く育成。昨年の東京世界選手権にもOG2名が出場し、女子100mハードルの福部真子(日本建設工業)が準決勝に進出、同3000m障害の齋藤みう(パナソニック)は9分24秒72の日本新記録を樹立した。現役学生の青木アリエ(3年)も男女混合4×400mリレーで代表入りしている。 そんな歴史を引き継ぐ現役学生たちが、式典の準備を手作りで進め、当日も裏方として奔走。第100代主将の渡邊脩(4年)は、ケガを乗り越えて男子400mハードルで日本歴代8位(当時)の48秒51をマークしたことを例に挙げ、「どんなにつらいことがあっても、あきらめることなく自分自身に対して粘り強く向き合い、トレーニングを行うこと」を学んだという。日体大の伝統は、確かにつながっている。 このほか、齋藤、22年、23年世界選手権代表の女子短距離・君嶋愛梨沙(土木管理総合)、男子マラソンで日本歴代3位の2時間5分12秒を持つ池田耀平(花王)、パリ五輪女子マラソン補欠で今季限りで現役を引退する細田あい(エディオン)、日体大大学院所属でパリ・パラリンピック男子400m(視覚障害/T13)銀メダルの福永凌太の5人によるトークショーを実施。現役学生が伝統の応援スタイル「エッサッサ」を披露するなど、約3時間の式典があっという間に過ぎていった。 最後に、横山順一部長が「次の100年に向けて、新たなスタートを切りたい」と力強く語ると、会場は拍手喝采となった。

【動画】式典では現役生が伝統のエッサッサを披露!!

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