2025.10.19
中距離特化の競技会イベント「TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT」のファイナル東京大会が10月19日に都内で行われ、豪華ゲストが参加して大会を盛り上げた。
トップ選手から一般ランナーまで、公認・非公認問わずに参加できる中距離特化のこのイベントは、男子800m元日本記録保持者の横田真人さん(TWO LAPS代表)が立案し、2020年から規模を大きくしながら続けられて盛り上がりを見せている。
今回は、女子やり投の北口榛花(JAL)や、女子100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)、男子短距離の栁田大輝(東洋大)、女子走高跳の髙橋渚(センコー)といった豪華ゲストが参加した。
ゲストはランナーたちとハイタッチをしたり、実況席に顔を出したりするなど、参加者と交流。インタビュアーを務めて四苦八苦する様子で、観客の笑顔を誘った。
横田氏から誘われて急きょ参加した北口は「以前から興味があって、(ランニング系の)イベントには参加したことがなかったので来られて良かった。前日には自身プロデュースのやり投教室を開催したこともあり「国内で最初のほうでイベントを主催されていたTWO LAPSさんがブランディングされていたのを知っていて運営も参考にできれば」といろいろなヒントをつかんだ様子だった。
子供と一緒に80mほど並走するなどサービスたっぷり。「世代や年齢なく一緒に走っていて、交流しているのが本当にすごかったですし、楽しかったです」と笑顔を見せ、陸上界の盛り上げへ「走るのは日常生活に近いので、投げるだったりにどうつなげていくかが重要だと思っています」と語った。
今季限りで一線を退く寺田も初参加。「陸上は硬いイメージがあるのですが、陸上が身近に感じられるイベント」と楽しんだ様子で、「ジャンルや種目をまたいで選手が参加して、選手同士もそうですし、ファンとも交流できる場はすごく大事。今後も種目にこだわらず全体で盛り上げていければ」とさらなる陸上界の発展へ尽力していく構えだ。
東京世界選手権4×100mリレー代表の栁田は「この時期しか参加できないので、イベントを盛り上げられるお手伝いができればと思っていました。アットホームは雰囲気のイベントが増えてほしい」と語り、女子走高跳で世界選手権に出場した髙橋は「以前からおもしそうだなと思って知っていたイベント。種目が違ってもどんどんつながりを持てればうれしいですし、年代が違う方々とみんなでやっている感じがあったので走高跳でもやってみたい」と思いを語った。
主催する横田さんは「今回は豪華なゲストも来てくれました。来年ももっと進化させていきたい」と決意を語った。
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