2025.08.09
◇2025オールスターナイト陸上(第65回実業団・学生対抗:8月9日/神奈川・レモンガススタジアム)
日本グランプリシリーズの実業団・学生対抗が行われ、女子三段跳の髙島真織子(九電工)がビッグジャンプを見せた。1回目に13m94(+1.6)と日本歴代3位の自己記録を2cm更新すると、2回目に追い風参考ながら13m95(+2.4)とさらに記録を伸ばす。
そして3回目。力強い助走から飛び出すと、砂場に着くと歓声が起こる。14m25は惜しくも追い風2.5mの参考記録となったが、森本麻里子(オリコ)の日本記録(14m16)を上回った。
1週間前に「左脚に張りが出た」と髙島。春から悩まされている大腿骨の疲労骨折の影響もあったという。だが、それにより「身体の緩さを感じたので接地の瞬間だけアクセントをつけて跳ぶ」とポイントを絞れた。助走は「あまり納得いっていない」と言うが、1回目から「手応えがありましたが、ジャンプで(上体が)被ってしまったので、そこを修正した」のが2、3回目の好記録につながった。
今年はセイコーゴールデングランプリや日本選手権で初優勝を飾り、海外競技会の経験も積んできた。東京世界選手権のワールドランキングでも26位に位置し、23年ブダペストに続く代表入りが濃厚だ。
「前回は出るだけになって決勝が見えなかった。それからずっと、決勝に出場して勝負することを目標やってきました」と髙島。これが世界選手権前最後の競技会。2度目の大舞台に向けて、しっかりと調整していく。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.24
室伏広治氏が東京科学大副学長に就任 スポーツ庁長官は9月末で退任
-
2025.09.23
-
2025.09.21
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.09.11
-
2025.09.12
-
2025.08.25
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.24
室伏広治氏が東京科学大副学長に就任 スポーツ庁長官は9月末で退任
東京科学大は9月22日、アテネ五輪男子ハンマー投金メダリストの室伏広治氏が10月1日付で同大学の副学長(スポーツサイエンス担当)、ならびにグローバルスポーツサイエンスセンター(仮称)の準備室長に就任すると発表した。 室伏 […]
2025.09.24
広島経大が5年ぶりの伊勢路!800mインカレVの東秀太が初1万mで個人トップの快走/全日本大学駅伝中国四国地区選考会
9月23日、第55回全日本大学駅伝の中国四国地区代表選考会が広島市のBalcom BMW 広島総合グランドで行われ、広島経大が総合4時間9分09秒34で5年ぶり24回目の本戦出場を決めた。 10000m3組タイムレースで […]
2025.09.23
中京学大が7年連続7回目の出場権獲得! 日本福祉大を僅差で抑える/全日本大学女子駅伝東海地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝の東海地区選考会が9月23日、愛知県岡崎市のマルヤス岡崎龍北スタジアムで行われ、中京学大が7年連続7回目の全日本出場権を獲得した。 選考会は1校6名による5000mのタイムレースを実施し、合計タ […]
2025.09.23
【男子110mH】淺内湧一朗が高1歴代3位の14秒19 高橋健太が歴代9位タイの14秒44
9月23日の第77回東京都高校新人対校選手権男子110mハードル(一般規格/106.7cm)で淺内湧一朗(日大豊山1)が高1歴代3位、大会新記録の14秒19(+0.5)で優勝した。また、3位の高橋健太(都板橋1)が高1歴 […]
2025.09.23
環太平洋大のみ出場 7年連続8回目の全国へ 5000mで正司瑠奈トップ/全日本大学女子駅伝中国四国地区選考会
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権中国四国地区選考会が9月23日、広島市のBalcom BMW 広島総合グランド(広島県総合グランド)で行われ、環太平洋大のみが出場し、7年連続8回目で全国大会出場を決めた。 選考方法は […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/