◇ワールドユニバーシティゲームズ(7/21~27/ドイツ:ライン・ルール)4日目
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技4日目が行われ、男子110mハードルでは阿部竜希(順大)が13秒47(-0.3)で金メダルに輝いた。前回の豊田兼(慶大/現・豊田自動車)に続いて日本勢として2連覇を達成した。
前日の予選を全体トップタイムの13秒61(+0.2)で通過した阿部。一夜明けて迎えた決勝も、堂々たるハードリングを披露し、2位のA.D.ロドリゲス(スペイン)に0.12秒差をつける完勝で学生世界一の座を手にした。
今季は4月の日本学生個人選手権を13秒26で制し、6月の日本インカレを13秒25で連覇するなど、東京世界選手権の参加標準記録(13秒27)を複数回突破するハイレベルの走りを見せていた。
だが、大学の先輩である村竹ラシッド(JAL)が代表に内定、残り2枠の世界選手権代表を懸けて臨んだ7月上旬の日本選手権では、同じく順大OBの泉谷駿介(住友電工)、野本周成(愛媛競技力本部)に続く3位にとどまり、代表入りはならず。「悔しい気持ちはありますが、自分の力がまだ足りませんでした」と悔し涙を流した。
それでも、「これで終わったわけではありません。ユニバーシティゲームズもあるので、気持ちを切り替え頑張ります」と見据えたもう一つの“世界”の舞台で躍動した。
樋口隼人(筑波大)が13秒90で7位に入り、日本はダブル入賞も果たした。
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