◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目
東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子400mは寺本葵(天理大)が53秒14の学生歴代4位タイの好記録で初優勝を飾った。フロレス・アリエ(日体大)は53秒31で3位、アジア選手権金メダルの松本奈菜子(東邦銀行)は53秒54で4位だった。
昨年から400mで火花を散らしてきたフロレスと松本だったが、日本選手権はともに苦しい走りとなった。
日本記録を上回る51秒71の自己記録を持つフロレスは、日本国籍を取得できたことから初の日本選手権出場となった。しかし、序盤から普段の勢いのある走りが陰をひそめ、得意のラストも上がりきらなかった。
予選のレース後には6月上旬の日本インカレ中にサブトラックで接触があり、右手人差し指の骨にヒビが入るアクシデントがあったと話していた。加えて、「右ふくらはぎに違和感がありました」と明かし、スパイクやトラックの影響もあるのかな。初めての日本選手権で緊張もありました」と振り返っていた。
松本も得意の終盤で苦しい走りとなった。「2週間前に右内転筋を痛めました。痛みを感じながらの走りになってしまいました」と肩を落としていた。
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