2025.07.02
アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は6月中に、複数の選手に対して資格停止処分または暫定資格停止処分を科すことを発表した。
今年5月末のアジア選手権女子800mで4位に入ったT.チャウダリー(インド)が禁止物質であるメチルテストステロンの使用により暫定資格停止処分を受けた。
男子400mハードルでオレゴン世界選手権4位のW.アピオ(フランス)には2025年1月30日から18ヵ月間の資格停止処分が下された。また、24年10月17日以降の記録は取り消される。アピオはすでに今年1月から暫定資格停止処分を受けていた。
また、2012年ロンドン五輪女子800mで銀メダルを獲得したE.ポイストゴワ(トルコ、現姓グリエフ/2021年以前はロシア国籍)によるスポーツ仲裁裁判所への異議申し立てが棄却されたことも発表され、12年7月から14年10月までの成績が取り消される見込み。ロンドン五輪の成績が取り消されれば国際オリンピック委員会(IOC)の判断を経てメダルが繰り上げられる可能性が高い。
そのほかケニア、エチオピア、メキシコ、サウジアラビアの選手らに対する処分を発表している。
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