HOME 国内

2025.05.04

5000m廣中璃梨佳が15分05秒69の快走!ケガから完全復活へ「徐々にキレが上がってきている」/GGのべおか
5000m廣中璃梨佳が15分05秒69の快走!ケガから完全復活へ「徐々にキレが上がってきている」/GGのべおか

ゴールデンゲームズinのべおか女子5000nで日本人トップの3位に入った廣中璃梨佳

◇ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県・延岡市西階陸上競技場)

日本グランプリシリーズのゴールデンゲームズが行われ、女子5000mA組はルーシー・ドゥータ(愛媛銀行)が15分03秒66の自己新で優勝し、2位にカリバ・カロライン(日本郵政グループ)、そして日本勢トップの3位に廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が入った。

序盤からペースメーカーを除いて3人で先頭争い。400mは69秒というハイペースで突っ込むと、2000mは6分01秒、3000mは9分04秒で通過。残り3周で手袋を外した廣中は懸命に身体を動かす。残り2周で前に出て、ラストスパート合戦で2人に敗れたものの、堂々の3位フィニッシュだった。15分05秒69は、自己6番目の好記録となる。

広告の下にコンテンツが続きます

廣中は5000mで14分52秒84の前日本記録保持者(現・歴代2位)。東京五輪、22年オレゴン世界選手権、23年ブダペスト世界選手権には10000mとともに出場している。昨年は膝を痛めた影響でほとんどレースに出場できず、パリ五輪を逃していた。今年4月の日本選手権10000mでは31分13秒78で2年ぶり4度目の優勝。その後、織田記念でも5000mでも日本人トップの15分19秒23で3位に入っていた。

長崎出身の廣中は、「この大会は高校生の時から出ている思い出がある」とし、「思うような走りができてうれしい」と笑顔。苦しい時間帯も「応援が後押ししてくれました」と感謝した。

日本選手権10000mの後は「徐々に動きのキレが上がってきているので自信を持って臨むことができました」と語る。目標は東京世界選手権。「元気に走っている姿を届けられるように頑張っていきます」と力強い。2週間後のセイコーゴールデングランプリでは3000mで出場を予定。その翌週には10000mで代表入りしているアジア選手権(韓国・クミ)が控える。

◇ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県・延岡市西階陸上競技場) 日本グランプリシリーズのゴールデンゲームズが行われ、女子5000mA組はルーシー・ドゥータ(愛媛銀行)が15分03秒66の自己新で優勝し、2位にカリバ・カロライン(日本郵政グループ)、そして日本勢トップの3位に廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が入った。 序盤からペースメーカーを除いて3人で先頭争い。400mは69秒というハイペースで突っ込むと、2000mは6分01秒、3000mは9分04秒で通過。残り3周で手袋を外した廣中は懸命に身体を動かす。残り2周で前に出て、ラストスパート合戦で2人に敗れたものの、堂々の3位フィニッシュだった。15分05秒69は、自己6番目の好記録となる。 廣中は5000mで14分52秒84の前日本記録保持者(現・歴代2位)。東京五輪、22年オレゴン世界選手権、23年ブダペスト世界選手権には10000mとともに出場している。昨年は膝を痛めた影響でほとんどレースに出場できず、パリ五輪を逃していた。今年4月の日本選手権10000mでは31分13秒78で2年ぶり4度目の優勝。その後、織田記念でも5000mでも日本人トップの15分19秒23で3位に入っていた。 長崎出身の廣中は、「この大会は高校生の時から出ている思い出がある」とし、「思うような走りができてうれしい」と笑顔。苦しい時間帯も「応援が後押ししてくれました」と感謝した。 日本選手権10000mの後は「徐々に動きのキレが上がってきているので自信を持って臨むことができました」と語る。目標は東京世界選手権。「元気に走っている姿を届けられるように頑張っていきます」と力強い。2週間後のセイコーゴールデングランプリでは3000mで出場を予定。その翌週には10000mで代表入りしているアジア選手権(韓国・クミ)が控える。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

NEWS サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

2025.12.02

サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]

NEWS 東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

2025.12.02

東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]

NEWS Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

2025.12.02

Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

Hondaは12月2日、来年4月1日に入部する選手として、法大の大島史也、東海大の花岡寿哉と兵藤ジュダの3選手を発表した。 大島は千葉・専大松戸高出身。今年は関東インカレ5000mで7位入賞などがある。5000mは13分 […]

NEWS 約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!

2025.12.02

約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!

ミズノは12月2日、3D形状のフルレングスカーボンプレートを搭載したスピードランナー向けの新レーシングシューズ「HYPERWARP」シリーズを12月19日に全国のミズノランニング品取扱店で発売することを発表した。 近年の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top