HOME 高校

2024.11.04

倉敷が男女優勝 女子は最終区の逆転で初V 昨年全国2位の男子は1区から独走し47連覇/岡山県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた岡山県高校駅伝は11月3日、井原運動公園陸上競技場発着コースで行われ、倉敷が初の男女優勝を果たした。女子(5区間21.0975km)は1時間12分22秒で初Vを決めると、男子(7区間42.195km)は2時間6分25秒で47年連続47回目の県王者に輝いた。

女子は、25連覇中の興譲館を逆転して、2度目の都大路行きを決めた。1区はトップから42秒差の4位だったが、2区に入ったインターハイ1500m出場の藤田莉沙(1年)が3位に浮上。3区(3km)では、インターハイ1500m・3000m2冠のジャネット・ジェプコエチ(2年)が9分01秒の区間新で11秒差とすると、4区の川上那奈穂(3年)は7秒差に迫った。そして、最終5区で南條愛歩(2年)が一気に逆転。2区以降の4区間は区間賞を獲得し、地区代表で出場した2018年以来、6年ぶり2度目の全国大会出場を決めた。

広告の下にコンテンツが続きます

興譲館は、1区(6km)で松尾莉奈(3年)が20分25秒で区間トップだったものの、1時間13分52秒で2位。11月17日の中国高校駅伝で、地区代表として26年連続都大路出場を目指す。

2年前の全国大会を制している男子の倉敷は、1区(10km)を務めたインターハイ5000m出場の首藤海翔(2年)が区間賞(29分58秒)で後続に2分01秒リードし、早くも独走態勢になる。佐賀国スポ5000m決勝進出の大倉凰來(3年)が3区(8.1075km)を24分30秒で走破し、5区(3km)はインターハイ5000m8位のキプロブ・ケンボイ(1年)が8分11秒の区間新記録を樹立して、3区以降はいずれも区間トップ。後続を一気に突き放し、隙を見せないタスキリレーで47年連続47回目の全国大会へ弾みをつけた。

2位は2時間15分51秒で玉野光南。3位には2区区間賞のピーター・ムトゥリ(2年)の好走もあった岡山商大附が2時間16分19秒で入った。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

広告の下にコンテンツが続きます
全国高校駅伝の出場権を懸けた岡山県高校駅伝は11月3日、井原運動公園陸上競技場発着コースで行われ、倉敷が初の男女優勝を果たした。女子(5区間21.0975km)は1時間12分22秒で初Vを決めると、男子(7区間42.195km)は2時間6分25秒で47年連続47回目の県王者に輝いた。 女子は、25連覇中の興譲館を逆転して、2度目の都大路行きを決めた。1区はトップから42秒差の4位だったが、2区に入ったインターハイ1500m出場の藤田莉沙(1年)が3位に浮上。3区(3km)では、インターハイ1500m・3000m2冠のジャネット・ジェプコエチ(2年)が9分01秒の区間新で11秒差とすると、4区の川上那奈穂(3年)は7秒差に迫った。そして、最終5区で南條愛歩(2年)が一気に逆転。2区以降の4区間は区間賞を獲得し、地区代表で出場した2018年以来、6年ぶり2度目の全国大会出場を決めた。 興譲館は、1区(6km)で松尾莉奈(3年)が20分25秒で区間トップだったものの、1時間13分52秒で2位。11月17日の中国高校駅伝で、地区代表として26年連続都大路出場を目指す。 2年前の全国大会を制している男子の倉敷は、1区(10km)を務めたインターハイ5000m出場の首藤海翔(2年)が区間賞(29分58秒)で後続に2分01秒リードし、早くも独走態勢になる。佐賀国スポ5000m決勝進出の大倉凰來(3年)が3区(8.1075km)を24分30秒で走破し、5区(3km)はインターハイ5000m8位のキプロブ・ケンボイ(1年)が8分11秒の区間新記録を樹立して、3区以降はいずれも区間トップ。後続を一気に突き放し、隙を見せないタスキリレーで47年連続47回目の全国大会へ弾みをつけた。 2位は2時間15分51秒で玉野光南。3位には2区区間賞のピーター・ムトゥリ(2年)の好走もあった岡山商大附が2時間16分19秒で入った。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価

愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]

NEWS 砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

2025.06.16

砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道

広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、男 […]

NEWS 古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

2025.06.16

古賀ジェレミーが110mH13秒45の高校新記録! 「もう少し上げられる自信がついた」/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

NEWS 100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

2025.06.16

100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]

NEWS 110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

2025.06.16

110mH・古賀ジェレミーが特大高校新13秒45!!準決勝の記録をさらに0.13秒更新/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の最終日の4日目が行われ、男子110mハードル決勝で古賀ジ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top