※写真は全日本実業団
◇木南道孝記念(10月24日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
サトウ食品日本グランプリシリーズ大阪大会の木南道孝記念(ヤンマースタジアム長居)が10月24日に行われ、男子やり投の新井涼平(スズキAC)が今季ベストの81m73を投げて優勝した。また、男子100mは多田修平(住友電工)が手応えをつかむ10秒22(-0.5)をマークしてV。寺田明日香(パソナグループ)が欠場した女子100mハードルは、紫村仁美(東邦銀行)が向かい風1.4mの中で13秒29の好記録で制した。女子やり投はドーハ世界選手権代表で、今年の日本選手権も制した佐藤友佳(ニコニコのり)が60m69で、山下実花子(九州共立大院)、北口榛花(JAL)らを抑えた。
男子走高跳では藤田渓太郎(佐竹食品AC)が2m28の自己新(=日本歴代8位タイ)をマーク。地元・関大北陽高出身のジャンパーが輝いた。2組によるタイムレース決勝で行われた男子400mは川端魁斗(中京大)が46秒03で優勝。なお、金丸祐三(大塚製薬)がレース後「僕の中で一区切りついた」と話し、進退を今後関係者と話し合っていくとしている。金丸は大阪高時代に世界選手権に出場、オリンピックには08、12、16年と3大会で出場。長年、日本ロングスプリントを牽引してきたレジェンドの今後の動向が注目される。
リザルトはこちら

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.09.06
-
2025.09.04
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.10
100mH福部真子 意地でつかんだ「0.01秒」難病と向き合い、自身3度目の大舞台へ「私が走ることに意味がある」/東京世界陸上
女子100mハードル日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)は、これまで何度も苦境に立たされてきた。天才少女ともてはやされた高校時代から一転、大学ではタイトルや自己記録更新から遠ざかり、コロナ禍で練習環境に悩み、何度もト […]
2025.09.10
100mH中島ひとみ 紆余曲折のハードル人生「今までの自分の決断を大切にしたい」とびきり全開パワーで初の大舞台に挑戦/東京世界陸上
中学2年生からハードルに挑戦した。「めっちゃ楽しい! それから今まで、ずっと“ゾッコン”なんです」。これが、中島ひとみ(長谷川体育施設)が選んだ、女子100mハードルという道のはじまりだ。中学で日本一になってから、ずっと […]
2025.09.10
「努力を続ける必要があるのか」田中希実が父にぶつけた思い『日本』を強く意識して迎える自国での大舞台で2種目決勝へ/東京世界陸上
2021年、無観客だった国立競技場を誰よりも熱くしたのは田中希実(New Balance)だった。21歳、真夏の大冒険は、女子1500m3分台と8位入賞という驚きの物語を刻んだ。 それからの4年間、プロランナーとなり、父 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/