HOME 高校

2020.10.25

【砲丸投】高校記録保持者・アツオビンが18m連発! 昨年IHに続くV/全国高校
【砲丸投】高校記録保持者・アツオビンが18m連発! 昨年IHに続くV/全国高校


◇全国高校大会2020(10月23日~25日/広島・エディオンスタジアム)3日目

高校生の日本一を決める「全国高校大会2020」の最終日、男子砲丸投はアツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3大阪)が18m24を投げて優勝した。

18m62の高校記録保持者として臨んだ今大会。「19mを目指して」いた。1回目に18m06。「そこから18m30、70と伸ばして、最後に19mを投げるイメージでした」と振り返る。だが、2回目に17m57と「失敗」して流れ自分で断ち切ってしまったという。それでも、3回目18m03、最終投てきで18m24まで伸ばした。

「去年のインターハイに続いて勝てたのはうれしいですが、19mに行きたかった」とアツオビン。インターハイが中止により連覇は叶わなかったものの、「成長できて充実した3年間でした」と笑った。

高校までの規格は6kgだが、今年は一般(7.26kg)の日本選手権にも出場して8位。そこでは「シニアに比べてまだまだ身体ができていないので、もっと身体作りをしていきたい」と課題を確認した。188cm、92kgは砲丸投選手としてはまだまだ細身。持ち味のジャンプ力、バネを生かし、次はシニアのカテゴリーで勝負する。

■男子砲丸投
アツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3大阪)18m24
上野 元暉(花園3京都)16m20
上内 達司(四学香川西3香川)16m07
小森 直吏(身延2山梨)15m83
渡辺 豹冴(開志国際1新潟)15m81
井上  翼(東京3東京)15m81
北原 博企(開志国際3新潟)15m78
三田地駿太郎(盛岡南3岩手)15m10

広告の下にコンテンツが続きます
◇全国高校大会2020(10月23日~25日/広島・エディオンスタジアム)3日目 高校生の日本一を決める「全国高校大会2020」の最終日、男子砲丸投はアツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3大阪)が18m24を投げて優勝した。 18m62の高校記録保持者として臨んだ今大会。「19mを目指して」いた。1回目に18m06。「そこから18m30、70と伸ばして、最後に19mを投げるイメージでした」と振り返る。だが、2回目に17m57と「失敗」して流れ自分で断ち切ってしまったという。それでも、3回目18m03、最終投てきで18m24まで伸ばした。 「去年のインターハイに続いて勝てたのはうれしいですが、19mに行きたかった」とアツオビン。インターハイが中止により連覇は叶わなかったものの、「成長できて充実した3年間でした」と笑った。 高校までの規格は6kgだが、今年は一般(7.26kg)の日本選手権にも出場して8位。そこでは「シニアに比べてまだまだ身体ができていないので、もっと身体作りをしていきたい」と課題を確認した。188cm、92kgは砲丸投選手としてはまだまだ細身。持ち味のジャンプ力、バネを生かし、次はシニアのカテゴリーで勝負する。 ■男子砲丸投 アツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3大阪)18m24 上野 元暉(花園3京都)16m20 上内 達司(四学香川西3香川)16m07 小森 直吏(身延2山梨)15m83 渡辺 豹冴(開志国際1新潟)15m81 井上  翼(東京3東京)15m81 北原 博企(開志国際3新潟)15m78 三田地駿太郎(盛岡南3岩手)15m10

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

NEWS 100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

2025.04.30

100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top