HOME 国内、高校

2024.10.12

少年男子Aハンマー投でアツオビンが自身の高校記録9cm更新 「自己ベストで安心感」/佐賀国スポ
少年男子Aハンマー投でアツオビンが自身の高校記録9cm更新 「自己ベストで安心感」/佐賀国スポ

24年佐賀国スポ少年男子Aハンマー投で高校記録を69m59に再更新したアツオビン・アンドリュウ(京都・花園高3)

◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)2日目

佐賀国民スポーツ大会の2日目が行われ、少年男子Aハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(京都・花園高3)が69m59で自身が持つ高校記録を9cm更新して優勝を飾った。

今季3度目となる高校新記録が誕生したのは4投目。大きな弧を描いて投じられたハンマーは飛距離が伸び、記録の掲示板に[69m59」と表示されると、アツオビンは右手でガッツポーズを繰り出す。「感覚的に悔しさはあったのですが、チームのみんなが喜んでくれたので。自己ベストで安心感がありました」と笑顔で振り返った。

「インターハイぶりにガッツリ調整を入れた試合だったので、絶対にベストは出したいと思っていました」。動作の入りは良かったものの、3、4回点目がいまひとつで、軸がぶれてしまってうまく力がハンマーに伝わっていなかった。

高校記録の再更新にも「70mやU20日本新(71m46)を目標にやっていたので、一歩届かずという感じでした」と話す。技術的な反省点が残り、「後半がなかなかうまいこといきませんでした」と首をひねる。

だが、来週のU18大会をはじめ、記録会なども含めて高校の間に70mに挑戦できる機会はまだある。「意識してやっているわけではないですが、高校の間に届いたらなと思います」。今季のアツオビンの挑戦はまだまだ終わらない。

広告の下にコンテンツが続きます
◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)2日目 佐賀国民スポーツ大会の2日目が行われ、少年男子Aハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(京都・花園高3)が69m59で自身が持つ高校記録を9cm更新して優勝を飾った。 今季3度目となる高校新記録が誕生したのは4投目。大きな弧を描いて投じられたハンマーは飛距離が伸び、記録の掲示板に[69m59」と表示されると、アツオビンは右手でガッツポーズを繰り出す。「感覚的に悔しさはあったのですが、チームのみんなが喜んでくれたので。自己ベストで安心感がありました」と笑顔で振り返った。 「インターハイぶりにガッツリ調整を入れた試合だったので、絶対にベストは出したいと思っていました」。動作の入りは良かったものの、3、4回点目がいまひとつで、軸がぶれてしまってうまく力がハンマーに伝わっていなかった。 高校記録の再更新にも「70mやU20日本新(71m46)を目標にやっていたので、一歩届かずという感じでした」と話す。技術的な反省点が残り、「後半がなかなかうまいこといきませんでした」と首をひねる。 だが、来週のU18大会をはじめ、記録会なども含めて高校の間に70mに挑戦できる機会はまだある。「意識してやっているわけではないですが、高校の間に届いたらなと思います」。今季のアツオビンの挑戦はまだまだ終わらない。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

NEWS 100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

2025.04.30

100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]

NEWS 9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

2025.04.30

9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

東京都は今年9月に国立競技場をメイン会場として開かれる世界選手権に都内の子どもたちを無料招待すると発表した。 「臨場感あふれる会場での観戦を通じて、都内の子供たちにスポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」というのが目的。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top